スパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』(配給:パルコ)が3月22日に公開を迎え、39館(4月8日現在44館)という限定公開にも関わらず、4月7日に動員80,831名、興行収入106,786,000円と早くも1億円の興行収入を突破した。

 1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克明に綴った同名ノンフィクション小説が原作の本作は、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』の次点となるグランプリを受賞し話題沸騰。さらに第91回アカデミー賞(R)では脚色賞を受賞。主演のロン・ストールワースを演じるのは名優デンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン。デンゼル・ワシントンがその名を知らしめた傑作『マルコムX』で映画出演を果たし、奇しくも同じスパイク・リー監督作品の本作で主演として脚光を浴びる。ロンの相棒フリップ・ジマーマンを『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作でカイロ・レン役を演じ、『沈黙 -サイレンス-』、『パターソン』などで演技に定評のあるアダム・ドライバーが演じる。そして、監督、脚本、製作のスパイク・リーに加え『セッション』のジェイソン・ブラム、そして『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督とアカデミー賞最強布が製作に名を連ねる。

 TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、そして渋谷シネクイントといった都内劇場で週末は満席が続出。「笑いとシリアスのバランスが絶妙」、「エンターテインメントと社会性を兼ね備えた、これぞ映画!」「スパイク・リーのガチの怒りが伝わってきた」、「70年代の話なのに“今”を描いていて衝撃」、「今こそ、観るべき映画!!」とSNSでも話題になり、スパイク・リーが用意した衝撃のラストシーンについては議論も過熱し、さらに注目度が高まっている。


ストーリー

 1979年、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワースは初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に電話をかけてしまう。自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。問題は黒人のロンはKKKと対面することができないことだ。そこで同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で1人の人物を演じることに。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのかー!?

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映画『ブラック・クランズマン』オフィシャルサイト
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スパイク・リー監督作品。 この実話は、キケンだ。「黒人刑事KKKに潜入捜査」2019年3月TOHOシネマズ シャンテほか潜入捜査開始!
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