世界で第4位の大きさを誇る中国。その面積は約960万平方キロメートルと広大であり、国の経済規模を表す国内総生産(GDP)は、第3位の日本を抜いて世界第2位。まさに発展著しい大国だが、生まれ持った外見や体の特徴にこだわる風潮は日本よりも強いという。
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では「中国バリキャリ女子」をテーマに、日本でバリバリ働く中国人キャリアウーマンが集合。パワフルな生き様から人生観に迫った。
中国で作家として活動し、日本では外資系出版社に務める曹小優さん。「(作家業は)どれくらいよく書けているかより、たくさん人に好かれている人じゃないと本を出してくれない」と話す曹小優さんは、Instagramを使って日々、料理や写真の遊びをアップしている。
しかし、曹小優さんのInstagramを見た番組MCのSHELLYは曹さんの自撮りを見て「写真をいじりすぎていませんか?」とツッコミ。曹小優さんは「美肌フィルターを使って写真を加工している」と話すが、SHELLYは「絶対に加工しないほうがいい」と、素のままでも充分綺麗だとコメント。曹小優さんは「ブスって言われたらやだなって。コンプレックスなんです」と胸の内を語った。
(▲外資系出版社で働いている曹小優さん)
中国における外見へのこだわりについて、フリージャーナリストの福島香織さんは「中国では容姿と背丈はすごく大事」と話す。福島さんの意見に日本の大手人材紹介会社に勤めている李怡然さんも「アナウンサーになろうと思っても、身長165cm以下は受験するチャンスがない」と同意した。
(▲大手人材紹介会社に勤めている李怡然さん)
過去に中国で歌を学んでいたという李怡然さん。有名な先生のもとに習いに行く際は、声帯のエコー写真を撮り、持っていく必要があった。李怡然さんによると「まずは声帯を見て、歌の素質があるかどうか判断する。素質がなかったらその場で言われる」という。
さらに、大学生であり女優としても活動する劉容辰さんは「中国の映画学校も身長165cm以下の女の子は入れない」「中国の女優はほとんどが170cmで40kgくらい」と説明する。
劉容辰さんの話を聞いたSHELLYは「それ(体重)は絶対嘘。そんなわけない」と驚きを隠せない。生まれ持ったもので判断することが多い中国に、福島さんは「中国は基準が厳しい。中国内よりも外国に出た方がチャンスはある」と分析。人によっては海外に出た方が活躍できるとした。
(C)AbemaTV
(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)
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