7日、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』（AbemaTV）が放送された。
ゲストには、先日番組内の生電話企画で竹山とトークを展開した、元海老名市議会議員の太田祐介氏が登場。「政治とカネ」にまつわる話などについて、赤裸々に語った。
太田氏は「市議会議員は受かりやすいんですけど、その代わり出ていくお金がいろいろある」と切り出し、「例えば代表的なのはお祭り」と説明する。「寄付行為になるから違法なんですけど、お金を置いていく」と太田氏自身はやらなかったそうだが、5000円から1万円を自治会長に渡すケースがあるという。その場合はお祭りを“はしご”するため、出費がかさむそうだ。
さらに太田氏は「お葬式が票のかき入れどき」とも告白。話を聞いたとある議員は、葬儀会社と契約して死亡した人物の情報を入手しているそうで「夜は黒いネクタイをつけて（葬式に）行く」という。
知らない人の葬式にも顔を出すそうで、さすがに親戚も訝しむが「（故人はあえて）言ってなかったんだと思います」などと話すと納得するそう。この告白にMCの古関れんは「死人に口なしすぎる」と絶句した。
また、竹山が「（参列する葬式の）人選はあるんですか？」と聞くと、太田氏は「地主、金持ち、会社持ち」と優先すべき条件があるとし、「マンションの（住民の）ところに行っても、いつ引っ越すか分からないじゃないですか。戸建てです」と、地元に根付いた人物であることを説明。
中には議員バッジを棺に入れて故人への礼を述べ「（バッジを）連れて行かせてあげたいんです」と遺族にアピールをする議員もいるという。しかし「実際は3000円で買えるんですよ」と暴露すると、竹山は「市議会議員レベルでそれをやってるんですか!?」と驚愕していた。
そういった活動をする市議会議員は、太田氏の感覚では「40％」だという。そして、「5000円を入れた香典袋をいくつかと黒いネクタイを常に持っているのがプロの地方議員だと言われていた」と明かした。
（C）AbemaTV
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