遂にプロに勝つ者が現れた。AbemaTV「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」では、各トーナメント覇者が番組オーナーであるGACKTの刺客・ポーカープロと賞金を賭けて対決する。プロが圧倒的な強さを見せつけて目下8連勝中だったが、「太陽とオオカミくんには騙されない」に出演した俳優・モデルの高橋文哉が当番組4月12日放送回で、大仕事をやってのけた。
吉本坂46の高野祐衣、野生爆弾のくっきーを破ってAbemaTV3周年トーナメントを制した高橋は、「ポーカーのプロがいらっしゃることを今日、初めて知った」とのこと。「心を全て読まれてしまいそう。できれば勝ちたいが、ボロ負けしないように」。連勝の勢いはどこへやら、試合前はまだ見ぬ対戦相手に、ガチガチに緊張していた。合図と共に登場したプロは、ハリウッド映画のモデルにもなったGACKTの師匠・土川鉄也。超ベテランプレイヤーを前に、緊張はピークに達した。
「この試練を乗り越えて行け、小僧」。高橋は初戦から、GACKTに小僧扱いされていた。「プロに勝てれば大したもの。勝てるのは年齢と顔、あと髪の量のみ」と完全に舐められていたが、それでも高橋は食らい付いた。初回、大量ベットで土川を降ろしてリードを奪うと、その後に解説した土川の戦術をすぐさま取り入れて再度大量チップを奪取。土川を「(戦術を)もうしゃべらない」と本気にさせた。
土川のチップは残り僅か。そんな局面で土川が見せた全額ベット・オールインにも、高橋は一歩も引かなかった。それどころか、ここぞとばかりに「これに勝ったら小僧から子供にランクアップさせてください」とGACKTに直訴。GACKTからは「GACKTに言いますねぇ」と驚かれるも、「分かりました」と約束を取り付けた。カードオープン。ディーラーによって注目のカードがめくられると、間髪入れずに「勝者、子供・高橋文哉」のコール。高橋は両手を天高く突き上げ、その瞬間、プロの連勝記録が途絶えた。「こんな大金を持ったのは初めてです」。プロ撃破賞として30万円を手にした高橋。土川から「銀座、行きますか」と誘われると、18歳らしい爽やかな笑顔で会場を和ませた。
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