サイバーエージェントとテレビ朝日が共同で、“インターネットテレビ局”として展開する「AbemaTV」で、『いとうあさこのキスしたくなっちゃう場所教えます』が、3月9日（水）20:00より生放送された。
この番組は、お笑い芸人・いとうあさこ（45）と俳優・南圭介（30）が「カップルでキスしたくなっちゃう場所」へ実際行き、キスしたくなるかどうかを検証するというもの。約3時間、ドライブをしながらカップルがキスをしたくなっちゃう場所を回り、それぞれの場所で2人の“キスシミュレーション”も行われた。
同日はあいにくの雨。さらに気温が急激に下がるというなか、相合傘で自然に寄り添ういとうと南。車中ではファーストキスの思い出や、どういうときのキスが印象深いかなどについて恋愛トークが繰り広げられた。
南のファーストキスは高校1年生の秋。小学校時代の同級生と再会した後、夏にデートして仲を深め、学校帰りに、公園でしたのだとか。
小中高と女子校だったいとうのファーストキスは、20歳のとき。東京・武蔵境にある、家賃が月1万円のプレハブみたいな部屋に彼が住んでいて、「湿った感じがするベッドで」。
「ずっと女子校だったから、そういうことの知識が無垢だったんだよね。本当に。これがチューだ、みたいなのがよくわかんなかった。少女漫画ではレモンの味ってかいてあったけど、ヘタしたら緊張しちゃって何の味かもわからない」
と振り返った。
一つめのスポットは、東京・白金にある『高輪プリンセスガルデン』。中世ドイツの庭が再現された敷地内にはチャペルが併設されていおり、いとうは、「すっごいいい」「完璧」と絶賛。かなり身長差のある南を見上げながら、
「星空を見上げてるフリ、ずーっとするよ」
「あーあ、このままじゃあさこの唇びしょびしょになっちゃう」
「いいんだよ、好きなタイミングで、あさこの唇の傘になってくれていいんだよ」
とウットリとした表情をみせるが、南は思わず「ごめん」と逃亡。
二つめのスポットは、『XEX（ゼックス）代官山』。イタリアンと和食が併設されたバーラウンジと、アジアンリゾートのようなテラス席。桜がライトアップされたテラスは雨で幻想的。キスのシミュレーションでは、
「なんか飲み過ぎちゃったみたい
今、あたしあの桜よりピンクじゃないのかな」
「もう今日あったこと、きっと全部覚えてないから、なんでもいいよ。
あさこのクチビルの締切まで3、2、1」
と、突然のカウントダウン。これに対し南は「締切がちょっとした脅迫」と怯えながらも、「カウントダウンが10からだったら、いっていたかも」と宣言。これをきっかけに、いとうは毎回「10」以上からのカウントダウンを仕掛ける作戦に…。
三つめのスポットは関東の富士見百景で、東京・世田谷区にある『不動橋』。昼には富士山、夜は夜景と昼夜問わず景観を楽しめるスポットだ。ここでのキスシミュレーションは、予告通り？10からカウントダウン。南は、指をいとうの口にあてるにとどめたが、いとうは「はっ！！！」とびっくりしつつも、「悪くなかった」と大笑い。
四つめは、「お台場の知られざる夜景スポット」で、いとうは、遠くに見えるレインボーブリッジに大はしゃぎ。今度は20からのカウントダウンで、ついに南はいとうのおでこへキス。ただ納得がいかないいとうはカウントダウンを繰り返し、右目、左目、鼻へのキスをゲットした。
いとうは「15年下にこられてもそんな気にならないよと思ってたけど、今その気」と、キスにはシチュエーションやスポットも大事であることを改めて認識したようだった。
