4月20日(土)よる10時~、AbemaTV(アべマTV)にて“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ2』第12話が放送され、本番組で新婚生活を送ってきたユウタ(24)とカナ(23)が、本当の夫婦になるか否かの決断を下した。
本番組は、「m-gram」の性格診断やスタッフ面接、アンケート調査を基に選ばれた初対面の男女が新婚生活(同棲)を営み、30日間で本当の夫婦になるのか、別れを選択するのか、その一部始終に密着するリアリティーショー。陣内智則と小柳津林太郎(2代目バチェラー)がMCを務め、第12話はフジテレビ系の恋愛バラエティー番組『あいのり』に出演していた桃と彼氏の“まーさん”、同じく元『あいのり』出演者のクロ、AbemaTVオリジナル恋愛リアリティーショー『恋する♥週末ホームステイ』に出演していたあやか、ユウマがゲストとして登場した。
いよいよ迎えた新婚生活30日目。口火を切ったのは、ユウタの方だった。「俺から話していい?」と切り出すと、ユウタはカナへの感謝を口にした。忙しいユウタの仕事を理解し、尊重してくれたこと。「1人の時間が欲しい」というユウタの要望を叶えるため、配慮してくれたこと。それらが「すごい有難かった」と、振り返った。
さらに、オーディションにチャレンジするカナの姿を見て、自分も刺激を受けたというユウタ。「今後、色んな部分でチャレンジできたらいいなって」と語った。
ここまで話すとユウタは俯き、考えこむような表情に。そして「自分の中での感情がなかなか芽生えてこなかったのが事実。最後まで色々考えたし、自分の奥さんとして、一緒にいる時に『そう思おう』って努力してたけど、感情が生まれなかったというのが俺の答え」と本音を告白。続けて「自分の中ではこの関係は続けられないかな」と結論付けた。
カナは真っすぐユウタを見据え、小さくうなずいた。カナは常々、ユウタから愛情表現がないことに対し、不満を漏らしていたが、それは自分への愛情がそもそもないからだと、気づいていたようだ。「そこは途中からずっと引っかかっていたし、『好き』という感情が芽生えないと、結婚はできないなと思っていた」とカナ。さらに「その気持ちはわかっていたけど、でも私は…ちゃんと好きだった」と、ユウタに恋愛感情を抱いていたことを打ち明けた。最終的にユウタが出した答えは「NO」。だが、カナは「YES」だった。
結婚式で署名した婚姻届は、ユウタが破いた。カナは「好きになってもらえなかった原因は色々あるんだろうし。好きになれなかったものは仕方ない」と、やるせない想いを吐露。その後、結婚指輪を外しユウタが席を立つと、カナは折り目の入った結婚写真を、沈痛な面持ちで見つめた。
別れの時は、あっという間にやって来た。荷物をまとめ、新居を出ていくユウタに、カナはおにぎりを渡した。そして、2人は「ありがとう」と言い合い、ハグ。最後にカナは「頑張ってね。私も頑張るから」とユウタの未来にエールを送り、笑顔で背中を見送った。
VTRを観終えると、スタジオの陣内は「家で観てたら泣いてるな」としみじみ。「これマジでどんな映画よりも感動というか」と熱弁し、「強くて素敵な女性でしたね」とカナを称えていた。
次回はユウタとカナに続き、もう1組のカップルであるヤスオとエリカにも、決断の時が訪れる。『いきなりマリッジ2』最終回は4月27日(土)よる10時~放送。