声優の森久保祥太郎が、002/ジェット・リンク役で出演したアニメ「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」の裏話を明かした。森久保のエピソードを聞いて、声優の浪川大輔は、「声優っぽい話!」と感心していた。
4月25日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」では、木曜MCを務める浪川大輔と森久保祥太郎(マンスリーMC)がトークを繰り広げた。森久保が主人公・オーフェン役を演じた「魔術士オーフェン」は、シリーズ生誕25周年を迎える2019年に再びテレビアニメ化することが決定している。浪川は、過去に演じたキャラクターを久しぶりに演じることになったとき、スタッフから「若さがない」と指摘されてしまった経験を明かして、「20年なんて空いたら、(演技を)できるものなんですかね?」と質問した。
森久保は、「オーフェンに関しては、やってみないとわからない」と前置きした上で、「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」の002/ジェット・リンク役にまつわるエピソードを披露した。1年ほど経って収録が完了した頃になると、「1話からもう1回録りたい」と心残りを感じるくらい役に馴染んできたそう。それから数年経ち、再び002役を演じる機会がやってきた。森久保は、「002って当時の俺にしては大人っぽい役だったの。元気な少年役とかが多かったから。でもちょっと大人っぽい役も慣れてきて、『今なら余裕でできます!』ってやったら、(スタッフに)『違う』って言われた」と振り返った。
スタッフいわく、「(002)は、そんな余裕がある男ではない」とのこと。「あのとき、ドキドキしながらギリギリで演じていたのが、役にも上手く出ていた。002はそんな余裕ぶって演じちゃダメ」と逆にダメ出しされてしまったことが明かされた。このエピソードを聞いて、浪川は、「逆に通り過ぎちゃったんだ」と相づちを打ち、「声優っぽい話だなー!」と感心していた。なお、浪川が009/島村ジョー役のオーディションを受けていたことも明かされた。
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