AbemaTVのオリジナルドラマ『御曹司ボーイズ』が、4月28日(日)よる10時より放送スタートする。
『御曹司ボーイズ』は、この世のすべての女性の憧れ“御曹司の花嫁”の座をめぐって繰り広げられる、サバイバル玉の輿コメディドラマ。劇中には、全員イケメン高学歴でお金持ちという日本を代表するハイスペックな御曹司軍団『御曹司ボーイズ』が登場。彼らが本気で結婚相手を探す為に開催された結婚リアリティーショー番組『プリンスマリッジ』を舞台に、70万人の応募者の中から選ばれた普通の女子高生3人が、あの手この手を使い人生一発逆転を狙う。
御曹司たちとの恋愛リアリティーショー番組へ出演することになったダンス部所属、普通の女子高生である主人公・相原麦を演じるのは平祐奈。『御曹司ボーイズ』4人組のキャストには、磯村勇斗、飯島寛騎、稲葉友、山本涼介といった面々が名を連ねた。
AbemaTIMESでは平、そして磯村がモデルとして出演した『マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMERS』の取材エリアを訪問し、取材を実施している。2人にとっての「結婚」「仕事」、そしてドラマ『御曹司ボーイズ』とは? ランウェイを歩く前の2人に話を聞いた。
磯村「めちゃくちゃかわいいじゃん!」
平「恥ずかしいことをしちゃったよ」
--『TGC』ランウェイ前のお忙しいところありがとうございます。今着ているのはステージに上がる衣装ですよね。
磯村:そうですね。
--お互いのお召し物を見て印象は? 磯村さんはロックな感じというか。
平:すごいですねぇ。着こなしてる。
磯村:いえいえ。今日は自分が出演するステージが「ロックなイメージのブロック」なので。祐奈ちゃんは、色合いが綺麗だね。春色カラーのトレンチコートがかわいいね。
平:かわいいですよね。韓国ブランドのステージで。
磯村:そうなんだ。靴も厚底でボリューミーでオシャレでいいね。
--ランウェイに出る前ってどんな気持ちなんですか?
平:楽しみです。
磯村:ワクワクしますね。
--緊張感はない?
平:ないです(笑)。でもいざステージ裏に立ったら緊張してきて、そこから出るって感じです。直前で緊張しちゃう。
磯村:ステージ裏か。ドキドキする?
平:初めて『TGC』に出た時は、ステージ後に泣いちゃった。
磯村:えっ、そうなんだ。
平:『TGC』に出るのが夢だったの。ランウェイを歩いて、お客さんの「ワー!」っていう歓声がうれしすぎて、思わず泣いちゃった。
磯村:感極まっちゃったんだ。素敵なエピソードだね。
平:そう。しかも初めて出た時、緊張し過ぎてステージ上でお辞儀しちゃって(笑)。
磯村:めちゃくちゃかわいいじゃん(笑)。そういう謙虚さがたくさんの人から愛される要因だよね。
平:いやいやいやいや(笑)。恥ずかしいことをしちゃったよ。
3月30日に行われた『TGC』で、平は注目の韓国ブランド『sonyunara』のショーに出演。終始ニコニコと笑顔でランウェイを闊歩しながら、オーディエンスの歓声に手を振って応えていた。また、先端に辿りつくと投げキッスをして、客席からの歓声を浴びていた。
一方、磯村は人気スタイリスト・長瀬哲朗氏プロデュースによる、「80'sロンドン」をテーマとしたステージに登場し、終始クールな表情でランウェイを歩いた。鋭い眼光を見せて、観客たちの視線を釘付けにしていた。
磯村「それが楽しいんです」
--『御曹司ボーイズ』の撮影現場でも平さんのチャーミングな魅力を感じましたか?
磯村:もう四六時中かわいかったですよ。ずっとニコニコ笑ってましたし、女神のようでしたね。
平:いやいや。現場のみんな仲よかったのでね。
--今日はモデルとしてのお仕事ですが、この仕事の魅力とはなんでしょう? 役者とはまた違う部分があると思いますが。
平:モデルさんは、お洋服を着て、見ていただいたお客さんに「これを着たい!」と思わせられるお仕事なので、そこがすごいなと思います。キラキラしていて、いつ見てもモデルさんって綺麗じゃないですか。女性の憧れですよね。素晴らしいなって思います。
磯村:モデルと俳優とでは魅せ方も違うと思うんです。表現者としては同じ括りなのかもしれないけれど、ちょっと違ったジャンルなのかなと。今日みたいなステージに立たせてもらうと、勉強させていただくことが多いんですよ。”どうやって魅せたらいいかな?”って考える機会も増えて、でも、それが楽しいんです。
平「ドラマの中で変身しちゃうかも」
--『御曹司ボーイズ』放送決定が世の中に拡散されて、反響はいかがでしたか?
磯村:『御曹司ボーイズ』に出演している男4人は、みんなライダー出身の俳優なので、ライダーファンから大きな反響がありましたね。それこそ”ライダー俳優集結!”みたいな記事も読みましたし。
※磯村と山本は『仮面ライダーゴースト』、飯島は『仮面ライダーエグゼイド』、稲葉は『仮面ライダードライブ』に出演した。
平:共演者の武田玲奈ちゃんと岡本夏美ちゃんも仮面ライダーに出演していたので、私以外は『ライダー』出演者なんです。
※武田は『仮面ライダーアマゾンズ』シリーズに、岡本は映画『仮面ライダー1号』に出演した。
--ライダー俳優の共演に喜ぶ女性ファンも多いと思います。
磯村:多いんじゃないですかね。
平:ドラマの中で変身しちゃうかもしれないですね。
磯村:しないよ!(笑)
磯村「ミステリアスという言葉が彼にはピッタリ」
--前回、インタビューさせていただいたとき、「女子高生と御曹司の恋愛リアリティーショー」という設定についてどう捉えているのか伺いました。その際、磯村さんは最初こそその設定に少し戸惑った気持ちがあったものの、想像を巡らせていくうちに、ワクワクしてきたと話されてました。そして最後は「若い女性は刺激が欲しいと思うんですよね!」というコメントを残されてました。
磯村:(思い出しているような仕草を見せつつ)若い女子は刺激を求めている…?
近くにいるスタッフ:ふふふふ(笑)。
--平さんはその意見についていかがですか? 若い女子代表として。”恋愛的な刺激”という意味だと思いますが。
平:どうかな~。私は求めてないですけど(笑)。
--(笑)。AbemaTVではたくさんの恋愛リアリティーショーを放送しています。これはいち視聴者としての意見なんですが、”スマートな人たらし”というか、どこかミステリアスな雰囲気がありつつ、さらっと女の子が喜ぶことができちゃう男子はやはりモテる傾向にある気がします。プレゼントを意外なタイミングでスッと渡せる男というか。
平:ああー。なるほど。
--今回の役の中でそういう人物は?
平:(磯村演じる二階堂)陸さんだよね。
磯村:そうだね。ミステリアスだね。
--具体的にどういったところが?
平:困っている人を見たらとにかく助けようとするんです。それもすごくスマートに。私は役の中で何度も陸さんに助けてもらうんですけど、考えるより先に体が反応しちゃう人というか。スッと救いの手を差し伸べてくれるし、その後も見守ってくれている感じがあるんですよ。それに加えて”何考えているかわからないミステリアス感”もあります。
--なるほど。
磯村:陸はそうやって誰かを助けたりするものの、一方で人に対して冷たく接するシーンもあって、掴みづらい人物ではあるんですよね。「ミステリアス」という言葉が彼にはピッタリだと思います。
--そんな陸の虜になる女性視聴者も多そうですね。
平:だと思います。
平「(結婚願望は)あります」
磯村「家庭的な人と結婚がしたい」
--今回、お2人のキスシーンもありますね。YouTubeのサムネイルにドキッとしてしまいます。
磯村:これは、人工呼吸をしているシーンなので、キスシーンではないんですよ。
平:私も劇の中で倒れてしまっていて、意識がないのでね(笑)。
磯村:覚えていないもんね。
--この動画の中では麦が「結婚できたら何もいらない」とコメントする場面もあります。平祐奈さんとして、結婚願望はありますか?
平:あります。
磯村:ある? どういう風に考えてるの? 理想の結婚というか。
平:今、自分がやりたいと思ってることをちゃんとクリアしてから、結婚したいとは思ってますね。
--今やりたいことというのは、お仕事?
平:そうですね。それと今は大学生なのでちゃんと卒業して、その後自分がやりたいと思う限り仕事をして。
--その時、運命の相手に出会ったらという感じ?
平:そうですね。
--磯村さん、平さんの発言を受けて「ある?」と聞き返していましたが、意外でしたか?
磯村:いや、意外というわけではなかったです。しっかりしている子なので、安易に結婚って言うより段階を踏んで行くタイプだと思うんです。そういう意味では、今の話を聞いてイメージ通りではありました。
--なるほど。磯村さんはいかがですか?
磯村:家庭的な人と結婚がしたいですね。なんていうんだろう…一緒に子育てとかもしていきたいし、奥さんになる人の負担も減らせるような、いい関係作りをしっかりしていきたいですね。
平:素敵ですね。
磯村「どこかヒューマンドラマというか」
平「とにかく豪華なんです」
--ドラマはコメディ要素も強く描かれていそうですが、視聴者は笑顔になれそうですか?
平:はい。ツッコミどころもたっぷりあると思います。
--撮影現場も和気藹々とした明るい雰囲気だったと伺っています。そんな現場のムードがそのまま映像に反映されているような?
磯村:そうですね。
平:出てると思います。
--ドラマ放送を楽しみに待っているファンに、見どころをお願いします。
磯村:『御曹司ボーイズ』は”お金ってなんだろう?””人間ってどこを見ればいいんだろう?”って考えさせてくれる部分があるドラマだと思います。キラキラした部分や、キュンキュンする要素、それが恋愛リアリティーショーの醍醐味だと思いますけど、どこかヒューマンドラマというか、そういう視点でも楽しめる作品だと思います。
平:4人が「御曹司」という設定ってこともあって、ドラマに出てくるセットとか小道具がとにかく豪華なんです。それと作品内ではイベントごとが盛りだくさんなんですよ。女の子の憧れが詰まったドラマだと思うので、共感もしてもらえると思うし、女子高生3人に感情移入してもらったりだとか、御曹司4人もそれぞれが悩みを抱えてたりします。そんな登場人物1人ひとりの成長も感じることができると思うので、いろんな方に観てもらって、笑って楽しんでいただければなって思います。
・放送日程:4月28日(日)夜10時~(1話~4話一挙放送)
各話15分×全18話
・番組URL: https://abema.tv/channels/abema-special/slots/D4DhVZDVdMNCZm
初回放送では、1話あたり15分で作られている同ドラマの第1話から第4までを、一挙放送。翌週の5月5日(日)よる10時からの第5話以降は、最新話を毎週2話ずつ放送する。
<キャスト>
相原麦(平祐奈) / 二階堂陸(磯村勇斗) / 西園寺大雅(飯島寛騎<男劇団 青山表参道X>) / 薬袋輝之進(稲葉友) / 伊達達成(山本涼介) / 大野ふみの(武田玲奈) / 柴山優(岡本夏美) / 福原堂椿(山下リオ) / 武藤巧(染谷俊之) / 相原夏子(櫻井淳子)
<脚本>渡辺千穂
<監督>川村泰祐 / etc...