華やかな夜の世界に生きるキャバクラ嬢だが、平均的な引退年齢は30歳と、ある程度の年齢で区切りを付けて転職する女性も少なくない。4月28日に放送されたAbemaTV「給与明細」では、引退後のキャバクラ嬢のセカンドキャリアに迫った。
30歳を過ぎると引退を考え始めることが多いというキャバクラ嬢。夜の世界からの転職を手がける「昼ジョブ」の担当者は、「1都3県だけで毎月200件近く問い合わせと会員登録が来ている」と転職を希望するキャバクラ嬢が増加していると明かし、その理由について「お客さんの足数が減ったり、夜でも稼げない子が増えてきている。『だったら昼間の仕事で安定してやった方がいい』という声は多いですね」と解説した。
番組では「昼ジョブ」の面談風景を取材。歌舞伎町で5年間キャバクラに勤めているというマリアという女性に向けて、担当者が「土日祝休みで、給与は23万から」と建設会社の事務を紹介したほか、おすすめとして高級外国車のディーラーの仕事を提案した。担当者によるとディーラーの対面式営業とキャバクラ嬢の接客は通じるものがあるそうで、「高級車を扱っている店舗なので、富裕層しか来ないんですよ。夜の仕事でも社長さんとか来るじゃないですか。なのでこういうのもキャバ嬢向きなんじゃないかな」と理由を説明。恵まれた給与体系を聞かされ、マリアは興味深そうに耳を傾けていた。
さらに、実際に32歳でキャバクラ嬢から営業に転職した女性に話を聞くことに。彼女は「営業はトーク力を結構求められると思うんですけど、やっぱり相手先の方が男性だったりすると仕事とりやすいですね」とキャバクラでの接客経験が営業の仕事に活かされていると語った。その一方で、キャバクラ時代に40万円ほど稼いでいたという月収は「半分以下です。手取りだと20万いかないです」と大きくダウン。彼女は「収入が減ったのはつらい」としつつも、「あのままずっとキャバ嬢を続けていてもどんどん老けていく一方。最終的に働き場がなくなると思うし、将来を見据えたら今転職して、しんどいけど頑張ったほうが後々の収入はいい」と昼の仕事に就けたことに満足しているようだった。
(C)AbemaTV
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