“GACKTイズム”の正統後継者・田中涼とは「一体、何者」だったのか?
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  5月1日に『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』のトーナメントがAbemaTVで行われた。

 同番組は挑戦者が格闘技界の“神童”那須川天心ボクシングで対決し、勝利をしたら1000万円を獲得できるというもの。この日は天心の挑戦者を決めるため「ボクシング経験者トーナメント」「異種格闘技トーナメント」の2つのブロックに分かれ、挑戦者たちが拳を交えた。

 1回戦に登場したのは、「GACKTイズム正統後継者」の田中涼。13年前、高校生だった田中が「卒業式に来てほしい」とメールを送り、GACKTがこれに応じてサプライズで卒業式に登場したことがきっかけとなり、現在GACKTの付き人をしているのだという。

“GACKTイズム”の正統後継者・田中涼とは「一体、何者」だったのか?
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 田中はスケジュール管理からプライベートまで、24時間体制でGACKTをサポートしているそうで、番組スタッフがその仕事に密着。田中は「これは私物ですね」と、推定数千万円はするであろう腕時計が入ったケースを片手で持ち歩き、改造費を含めると高級外車2台分はするという、GACKT専用の特別カスタム車に乗り込んだ。

 今回の挑戦の理由を「恩返し」だと明かす田中は「なにか自分がチャレンジをして(GACKTの)近くにいるやつもこんだけ気合入ってるやつがいるんだ、すごいなって思えるようになれば」と意気込みを語った。

 テコンドーの有段者であり、“芸能界最強”とも言われるGACKTのプライベートジムでトレーニングを積んだ田中。普段はGACKTのスパーリング相手も務めており、GACKT流テコンドーを9年間仕込まれているという。

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 誰よりもGACKTのパンチを「食らっている」という田中は「(GACKTを)越えるパンチを見てみたい」「GACKTの看板を背負ってるってことなので、無様な姿を見せたら付き人引退」と、勝負への覚悟を見せた。

 一方のGACKTは、田中について「世の中はどうか分からないけど、ボクはキレると手を出すし、ぶっ飛ばされたのも片手じゃ足りないんじゃないかな、それでも辞めないから大したもの!」と、その根性を評価して「可能性はゼロじゃないからね、ゼロではないことにチャレンジすることはいいんじゃないの? 見ている人に勇気とか、チャレンジする意味があるんだなっていうことを少しでも届けることができるんだったら、僕は大したものだと思うけどね」と、GACKTイズムの後継者にエールを送っていた。

 試合で田中は一回戦を判定勝ちしたものの、決勝では青木真也の刺客、THE OUTSIDER王者の大井洋一と対戦し無念のTKO負けとなった。

(C)AbemaTV

【見逃し視聴】

壮絶TKO決着! GACKT側近 田中涼 VS THE OUTSIDER王者 大井洋一

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