今、アートディレクターの佐藤ねじさんが書いた「小1起業家 ~900円借金して、コーヒー屋を家庭内起業~」というnoteが話題になっている。
記事の内容は、あるところに佐藤くんというポケモンカードが大好きな小学1年生がおり、お小遣いが50円足りずポケモンカードを買えなかったことから、お父さんが開いた「おこづかい講座」になけなしの100円を払って参加。ビジネスについて学び、お金を稼ぐために家でコーヒー屋を起業することを決意する。
そしてお年玉貯金の1000円と、お父さんから借りた900円を使って、ちょっといいコーヒー豆を購入。美味しい淹れ方も練習し、晴れてコーヒー屋「ブレンドコーヒー」を自宅リビングにオープン。お父さんやお母さん、遊びに来た両親の友人などを相手に、自分が淹れたコーヒーを販売し始めたのだ。
経営に目覚めた佐藤くんは、出納表に売り上げを記載。足し算や引き算の練習も兼ねつつ、2か月後には見事に、借金900円を完済、経営も軌道に乗っているという。
そんな佐藤くんに今後の展望を聞くと「コーヒーを注ぐときのお湯が重いし、熱くて大変だけど、お客さんが美味しいと言って飲んでくれるので嬉しい。これからは稼いだお金で、いろんな国の珍しいコーヒー豆を仕入れたいです!」とコメント。気が付けばポケモンカードよりコーヒーに夢中になってしまったようだ。
こうした佐藤君の「家庭内起業」体験について、幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏は、「絵本チックにして、"小学生が学ぶ経営"のような形の本はありな気がする」とコメントしていた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)









