映画『居眠り磐音』の完成披露試写会が6日、都内で行われ主演を務めた俳優の松坂桃李（30）、女優の木村文乃（31）、芳根京子（22）らが出席した。
同作はシリーズ累計発行部数2000万部を超える、佐伯泰英による歴史小説を元に、昼間はうなぎ屋で働き、夜は両替屋の用心棒という浪人・松坂演じる坂崎磐音が悪に立ち向かうさまを描いた物語。この映画には今年3月、麻薬取締法違反の罪で逮捕、起訴されたピエール瀧被告も出演していたが、その出演シーンを急遽、俳優の奥田瑛二で撮り直し、完成した。
松坂は舞台上で「改めて自分の初めての主演でやらせて頂いた時代劇が『居眠り磐音』で良かったと心の底から思っております」「みなさんの応援と支えのおかげで完成披露まできました」と集まった観客に素直な気持ちを明かした。またヒロイン・おこんを演じた木村は、松坂との共演が今作で5回目になるという。木村は「今まで見たどの背中よりも、とても背負っているものが大きく見えたので、これは私が太陽として隣で頑張らねばと思ったんですけど、結局は松坂さんのお人柄の良さに救われた感じでした」と再び共演した際の印象を語ると、松坂は「とんでもない…」と謙遜していた。
映画『居眠り磐音』は、5月17日より全国ロードショー。
（AbemaTV／『AbemaNews』より）
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