日本ボクシング連盟前会長・山根明氏の“今”に5月5日放送のAbemaTV「給与明細」が密着。現在の活動と収入について山根氏が語った。
2018年に助成金の不正流用などで告発され、日本ボクシング連盟の会長および理事を辞任、その後除名された山根氏。同放送回でも「真実の騒動ならいいんですけど、僕を追い出すために2~3年かけてうまいことシナリオを作ったと思う。偽物のシナリオを作ったってメッキは剥げる。騒動はすべて嘘です」と自身の言い分を主張するなど、今もなお告発の大部分を否定するスタンスを崩していない。
とはいえ、ボクシング界を追われた現在の仕事は、メディアの取材対応やテレビ出演など。また、3月22日には双葉社より自叙伝『男 山根「無冠の帝王」半世紀』を上梓し、「自分の自叙伝にサインするのが楽しい」と嬉しそうに語った。
番組では、犬を「ワンちゃん」と呼び家族同様「ひとり、ふたり」と数えたり、日課の散歩の際には近所の子供たちから「テレビで見てます」「頑張ってください」と声をかけられるほど愛されているなど、その強面からは意外な一面も見せた。
山根氏は、新車で1250万円する愛車のセンチュリーを自分で運転したり、夜な夜な地元の繁華街の店で飲むなどその生活は派手に見えるが、自身は「俺はボクシング馬鹿で、ボクシングばっかりで銭儲けにならないことばかりやってきた」と語る。その実、車は息子に買ってもらったもので、現在住んでいる自宅も妻の家。毎日通う店も妻が経営する店だそうだ。それでも「ボクシングに関係していたときは、ボクシングのことが常に頭にあって責任と重さを感じていたけど、今は人生が楽しい」とカメラに語るなど、人生を謳歌しているようだった。
また、2月にはYouTubeで「無冠の帝王ch」を開設。79歳の新人YouTuberとしてデビューしている。もともとは騒動の本音を言う場として始めたものだったが、最近ではバラエティに飛んだ動画を配信。チャンネル登録者数は約5400人、平均再生回数は3500回を数える。気になるギャランティについては、YouTubeは宣伝のためにやっているだけでお金は入ってきていないそう。現在の収入としては、支援者からの毎月20万円程度の支援と、メディア露出によるギャラだと明かした。
(C)AbemaTV
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