急に顔が熱くなり、汗が止まらない。イライラして心が不安定……。「更年期障害なんて自分にはまだ先の話」なんて思っていないだろうか。実は、20代から知らないと、思わぬ症状に悩まされることも。
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、更年期症状を経験した女性たちが集合。「20代から知っておきたい更年期」をテーマに、経験者たちが赤裸々に語った。
尿もれや、おりものが増える更年期。また、更年期以降の女性ホルモンに伴う外陰、膣の萎縮変化、不快な身体症候群である「閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)」に悩む人も少なくない。
【次回放送】▶︎5月25日(土)23時~
(※見逃し防止には視聴予約がおすすめ)
▲産婦人科医の中田真木さん
産婦人科医の中田真木さんによると、年齢や体型の変化によって、尿を出す外尿道口(尿の体外への出口)が奥まった場所に位置することで、尿がスムーズに下に落ちなくなることがあるという。「もしかして自分、おしっこ臭いかも?」と感じるのは、これが原因である。
中田先生は「膣の中に尿が残って臭くなったり、尿の拭き残しによって膣が荒れてしまったりする」と説明。中には“慢性膣炎”に悩む女性もいる。
中田先生によると、膣の荒れは、トイレの使い方を少し変えるだけでも改善するという。
「理想的なトイレの使い方は、まず、手で肉を引っ張るようにして、大きく股を開いて便座に座る。その後、前傾姿勢をとって、尿がストレートに落ちているか音を聞いて確認します。トイレットペーパーで拭くときは、こするのではなく入り口あたりに優しく押し当て、ドライになるまで吸い取ること。押し当てる時間の目安は5~10秒ほどです」(産婦人科医・中田真木さん)
▲トイレのやり方
週刊文春WOMAN編集長・井崎(正しくは「崎」は立つ崎)彩さんは「週刊文春WOMANで中田先生が教える“トイレのやり方”を紹介したら、読者から『すごく状況が良くなってびっくりした』と反響があった」と話す。
「お風呂場の流すところに髪の毛が溜まっていると汚いですよね。でもそれとそっくりなものが膣に入っていることがある。デリケートゾーンを洗うときは、泡立つものを使って指先で洗うのが原則。垢も外側から尿によって中へ持ち込まれるものです。外側を綺麗にしておくことが大切で、膣の中まで洗う必要はないです」(産婦人科医・中田真木さん)
(AbemaTV/『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より)
(ライター/小林リズム)