元AKB48の北原里英が10日、都内で行われた都市伝説ホラー『映画 としまえん』の初日舞台挨拶に小島藤子、浅川梨奈、松田るか、さいとうなり、小宮有紗と参加した。
北原はユナイテッド・シネマとしまえんでの初日舞台挨拶に「としまえんの真横の映画館で初日を迎えられてだいぶハッピー。この映画館でこそ見てもらわなければいけない気がする。としまえんもユナイテッド・シネマとしまえんも聖地になれば嬉しい」とおひざ元での封切りに大喜び。
撮影から初日までの1年間を振り返って「ここにいる共演者みんなが仲間なので、お互いの活躍が気になった。撮影後はみんなのことを応援しながら。みんなに出会えてよかった」と出会いに感謝しつつ「心残りといえば、としまえんの横にあるスーパー銭湯に行けなかったこと。撮影が営業時間内に終わらず…それが心残り」とハードスケジュールだったことを匂わせた。
作品の内容にちなんで撮影時に起こった怖かったエピソードを聞かれると、年齢の近い女優陣が集まり、仲睦まじく過ごしたからか北原は「何もなかったので次の質問に行きますか?」と爆笑。浅川も「怖いことが何もなかったことこそがホラー」とあっけらかん。物語の重要なカギを握る人物を演じた小宮は「私の役どころ的にメイクも色々とあって…。鏡で見たときの自分の顔が一番のホラーだった」と笑わせた。
さらに小宮は「私は二役を演じている感じて、仲良し6人組の時はナチュラルにやりつつ、もう一つの時は…それは映画を見てからのお楽しみ」と上映前の観客を気遣いつつ「前回は上映後の舞台挨拶だったので思っていたよりもちゃんと話せてよかったけれど、今日は映画上映前なので“何を話す!?”と思っている」とネタバレ禁止環境に苦悶していた。
テキスト・写真:石井隼人