『陸海空 地球征服するなんて』から生まれた恋愛リアリティショー「ラブアース」シーズン4の第6話がAbemaTV(アベマTV)で配信された。当番組では、男女6人が与えられた予算の中で旅を進め、数々のミッションをこなしながらゴールを目指していく。今回の舞台は、アンコールワットなどの世界遺産を持つカンボジア王国だ。
番組のMCを務めるのはお笑いコンビ・オオカミ少年の片岡正徳、お笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイ、モデルでタレントの柴田あやなだ。今回は「恋愛リアリティーショー好き」を公言する俳優・稲葉友がゲスト出演した。
“最恐”スタッフの「鬼の李」と呼ばれる李ディレクターが近くにいることもあり、キビキビと無駄のない動きで旅を進めるメンバーたち。ミッションを1つクリアし、休憩していたところに、ハプニングが起こる。これまで優しくメンバーたちを見守ってきた男性ディレクターが体調を崩し、ドクターストップでロケをリタイアすることになったのだ。これで、撮影を仕切るのは李ディレクターだけとなった。
ここで、次のカルチャーミッションが与えられた。「コンポンチュナンに行って、その地名の由来を調べろ」という内容で、さっそく6人はバス停に向かって歩き出した。しかし、このときの気温は34℃。あまりの暑さに、もみーが「ちょっと限界かも」と体調不良を訴え、飲み物を買って30分ほど休憩。
その後はスムーズにコンポンチュナンに到着し、二手に分かれて由来の聞き込みを開始する。たつろう、まな、マキシのチームがレストランの店員さんに話を聞くと、本人は知らないようだが、代わりにスマートフォンを貸してくれた。
しかし、現地の人のスマートフォンとはいえ、機械に頼るのは番組的にNG(ラブアース参加者は初日にスタッフがスマホを没収済み)。それでもたつろうはスマートフォンを使って調べ始めるが、イケメンバーテンダーのマキシとまなは「ありなの?」と消極的だ。たつろうは「俺が(スマホを)奪ったわけじゃない」と続けようとするが、ここでマキシが「やめよう、これは違う」と嗜めた。
ひと通り聞き込みを終えた6人は答えをまとめ、李ディレクターのところへ。そしてマキシが代表してコンポンチュナンの由来を「コンポン山の西側にある都市の名前」と回答した。
するとここで、たつろうが「由来だからね」と、マキシの回答に何かが足りないと思い始めた様子。回答がまとまっていないように感じた李ディレクターが「みんなでまとめたんでしょ? おかしいよね、それは」と指摘すると、たつろうは「あのときはいいと思ったけど、違う気がしてきた。スタッフの顔見て」と、まさかの裏切り。
結局、回答は不正解で、ミッションはタイムオーバー。正解は「鍋の街」だった。そして、ここからコンポンチュナンの由来に関して李ディレクターの長い解説が続く。20分経っても李ディレクターの解説は続いた。
ようやくホテルにチェックインできたメンバーたちだったが、ここで緊急ミーティング。体調管理について話し合ったほか、李ディレクターが「この旅の趣旨は?」と問いかけ、再び李ディレクターの説教が30分も続いた。
スタジオでは、たつろうのスマートフォン使用行為について「あれはダメ!」と大ブーイング。38歳のたつろうはメンバーの中でも飛び抜けて最年長。それだけに、山崎は「年長者が『それは違うんじゃない?』って言うべきところなのに」といい、片岡も「中身が中学3年生なんだよなぁ」と呆れていた。
番組はAbemaビデオで視聴可能(期間限定・無料)だ。
※山崎ケイ(崎は正式には「たつさき」の字)