米ウォルト・ディズニーが日本時間15日、動画配信サービス「Hulu」の経営権を獲得したと発表した。強力なコンテンツを軸に、動画配信事業を大幅に強化する狙いがあるものとみられている。
ここ数年、ディズニーは独自の動画配信事業に向けた動きを展開。マーベル作品をNetflixから引き上げると発表したほか、ナショナルジオグラフィックを3月に買収、今年11月には定額見放題サービス「ディズニー+(プラス)」の開始を予定している。
今回の動きについて、ITジャーナリストの三上洋氏は「ディズニーは最強のコンテンツホルダー。プラットフォーム事業もやるのなら、自社コンテンツ独占で価値を高める可能性は高い」と指摘。一方、消費者にとっては「サービス1つでどんなコンテンツも見放題というのは難しそう」との見方を示した。
なお、日本のHuluは日本テレビが買収し運営が異なるため、影響がどこまであるかは今後の動きに注目だ。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)








