「鬼滅の刃」我妻善逸役や「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役などで知られる声優の下野紘が、5月18日に東京・竹芝ニューピアホールにて開催したリーディング&ミニライブ2019“sympathy”を振り返った。
5月22日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」では、「アーティストインタビュー(※マジのやつ)」企画として、内田真礼(「約束のネバーランド」ノーマン役や「アイドルマスター シンデレラガールズ」神崎蘭子役など)がインタビュアー役を務め、下野にリーディング&ミニライブについて質問。内田は「絶対に笑わないように、真面目に、渋いかっこいい感じ」とリクエストしていた。
下野は「今回は途中でフリートークを入れず、映像と朗読とライブだけの構成。ひとつの作品として作っていこうという考えのもと、sympathyを作らせていただきました」と説明。中でもイベントのタイトルにもなった楽曲『sympathy』は感謝の気持ちを込めて作った曲だといい、アンコールでは『sympathy』を観客たちと合唱。「その場の思いつきで『みんなで歌いませんか?』って。自分からそういうことを言ったことが今までなかったんですが、歌ってもらって、みんなも歌いたかったんだなって気持ちが見て取れて、うれしかったです」と振り返った。
夜の部では『sympathy』を歌って終わるはずだったが、観客が誰も帰らず、急きょ得意の即興ソングを披露した下野。「またやるからって思いも込めて『みんな帰れ♪』って歌いました」と明かし、その後も「いろいろな状況下を楽しむ気持ちが大切だなと思う。つらい状況であればあるほど、楽しみを見いだせる力は大切」と自身の心がけについて語った。
下野は「絶対に笑わないように、真面目に、渋いかっこいい感じ」というリクエストを守り、どんな質問にも真面目に回答。その後は、下野がインタビュアー役となり、内田に年始に開催した日本武道館ライブについてインタビュー。「ブドウは種あり派ですか?」「ブドウとマスカットの違いはなんですか?」「内田さんにとってマスカットとは?」など珍質問・珍発言が連発し、笑いの絶えないインタビューとなった。