誰もが一度は見たことある？ フリー素材モデル大川竜弥（37）の収入に、5月27日放送のAbemaTV「給与明細」が迫った。
ネット記事やバナー広告のイメージ画像として無料で利用できる「フリー素材」。自らがモデルとなったフリーの写真を公開し、フリー素材モデルを名乗っているのが大川だ。7年半前から写真素材サイトにアップし続けている画像がこれまで数多くのサイトで使用され、今では「日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデル」を自称している。
中でも多くの人の目に触れたのが、報酬を手に入れ「うわ…こんなに！？」と口に手を当てて驚く男性の写真や、夜の高架下で女性に壁ドンをする男性の写真、年収が低すぎて泣きそうになっている男性の写真。フリー素材であるため使われ方は様々で、年収が低すぎて泣きそうになっている男性の写真は、お金がない男性のイメージ画像としてのほかにも、口に手を当てているため口臭がきついことを表すイメージ画像としてもよく使われているという。
番組で大川に話を聞いたところ、自分で「フリー素材業界で言ったら結構いい位置にいる。もう役所広司くらいの位置」と豪語。続けて「そもそもフリー素材モデル自体あまりいないんで。専業でやってるのは僕1人なんで」と笑った。
多くの人が目にしているとはいえ、フリー素材であるがゆえに使用料はゼロ。いくら100万枚使われても収入は0円だという。もちろん、「ここから仕事につながれば」との思いで始めたことであり、事実ここ数年は仕事の依頼が来るようになった。フリー素材として顔が知れ渡ったことで、広告モデルとしての仕事の依頼につながったそうだ。
広告モデルの仕事内容は、企業のキャンペーンサイトのモデルや、広告動画のモデル。コメディタッチからシリアスまで器用にこなすため引き合いは多く、薬用養命酒、参天製薬、サントリー、龍角散、日清、ダークホースといった大手企業からの依頼もあるという。ギャランティについて大川は「今年の3月はよかった。週に2～3回モデルの仕事が入っていて、月収30～40万円」と明かした。「営業はできない。だからフリー素材モデルを始めたというのもある」という大川だが、「広告の仕事をすることで企業の決定権を持っている人と仲良くなりたい」と展望も語った。
（C）AbemaTV
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