「幽☆遊☆白書」飛影役などで知られる声優の檜山修之と、同じく声優で「キルラキル」蟇郡苛役などで知られる稲田徹が、それぞれアニメ「ドラゴンボール」シリーズに出演した際の思い出を語った。
5月24日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」に、檜山修之と稲田徹がゲストとして登場。声優としてのキャリアを振り返りながら、同番組で金曜MCを務める関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)と尊敬する声優についてのトークを繰り広げた。
「幽☆遊☆白書」をはじめバトル系の作品に起用されることが多く、「なかなか勝率も高い方」だという檜山。しかし数年前に「ドラゴンボール」にゲスト出演した際には、「マコさん(野沢雅子)と戦う役をやらせてもらったんだけど、久しぶりに『負けるな』って」と孫悟空・孫悟飯・孫悟天の3役を演じる野沢のオーラに圧倒されたという。この話に稲田も「勝てないっすね、あの方にはね」と深く頷き、さらに檜山は「勝てるイメージが全然湧かない。負ける役なんだけどさ、当然。なんか気持ちよく負けた」とレジェンドとの共演を懐かしんでいた。
関が「『ドラゴンボール』1回出てみたいですもん。2人とも出てるでしょ」と羨ましがると、音声を再録したリマスター作品「ドラゴンボール改」で地球に襲来するサイヤ人・ナッパを演じた稲田は、「よりにもよってあのナッパですよ。レギュラー陣たちをバッタバッタ倒していくわけじゃないですか。逆にもういたたまれないですよね。その現場で先輩たちを毎週1人ずつ倒していくので」と収録当時を回想。その結果、ピッコロ役の古川登志夫に「稲田くんに来週俺負けちゃうんだ」とプレッシャーをかけられたエピソードを笑顔で明かしていた。
(C)AbemaTV