メカデザインなどを手がける名ビジョンクリエーターの河森正治氏の原画、ラフデザインなどが多数展示される「河森正治EXPO」の開催を記念したメディアトークセッションが初日となった5月31日、会場となる東京都・東京ドームシティGallery AaMoで開かれた。応援アンバサダーを務める歌手の西川貴教は「いろんなものが詰まり過ぎててキリがない。誰も出て来られないのでは」と、そのコンテンツの豊富さを熱く訴えた。
同イベントは、河森氏のプロデビュー40周年を記念して行われるもの。「マクロス」シリーズ、「アクエリオン」シリーズなど、SFやメカニックの要素が含まれた数々の作品が、世に送り出されている。西川はNHK BSプレミアムの「発表！全マクロス投票」に司会として出演。これをきっかけに河森氏と対面、その後に今回の応援アンバサダー就任が決定した。
会場に所狭しと並べられた作品、関連資料の数々に、西川も終始興奮気味。「このエリアにいろんなものが詰まり過ぎてて。奥の方に進んでいくと、これまでの作品のアイデアソースがびっしりあって、キリがない。（来場者は）出られないんじゃないですかね。罠みたいなもんで（笑）」と、ファンであるほどその充実ぶりに会場から帰れないのではと予想した。
今後、河森作品には何かしらの形で関わりたいという思いも強い西川は「40年という歴史の中で数々の作品が生まれ、今もワクワクさせられ続ける河森さんの世界観をごく一部ですが触れられる貴重な機会です」と、応援アンバサダーの役目もしっかり果たしていた。
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