3日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送された。
今回は「おっぱいVS落語 全面戦争SP」と題して、落語家の柳亭小痴楽と三遊亭とむの「井戸田落語軍」と、グラビアアイドルの園都とメイリの「小沢おっぱい軍」が、異色のバトルを繰り広げた。
「衝撃! 豪快! 師匠ハチャメチャ列伝」のコーナーで、小痴楽は「昔(の師匠)はスゴすぎて、テレビとかで話ができない」と、当時の師匠たちの武勇伝があまりにも多すぎるとコメント。今回エピソードトークをピックアップした師匠は、ほとんどが鬼籍に入っている人物だからこそ明かせる話なのだとか。
最初に紹介されたのは「古今亭志ん生 酔って高座で〇〇しちゃった伝説」と書かれたフリップで、小痴楽は「絵に描いたような破天荒で、そういう人は二度と現れない」と、数々の逸話のある人物だと解説。
当時は「(酒を)飲んで高座に上がるのが当たり前だったような時代」で、志ん生さんは泥酔して“へべれけ”状態で登場すると、座布団に座っておじぎをしたまま、寝てしまったそう。
しかし、慌てて志ん生を起こそうとした前座(弟子)に対して、観客が「おい起こすな! 落語をやっている志ん生はいつでも見られるけど、寝てる志ん生はめったに見られないから」と止めたのだとか。
このエピソードを聞いた小沢一敬は感動して手を叩き「伝説!」と言い放ち、井戸田潤も「粋!」と掛け声。その後も三遊亭好楽や、小痴楽の父親でもある柳亭痴楽の放送レベルギリギリのエピソードが次々と飛び出していった。
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