パンツ1枚となった下半身で、女性の蹴りを受け続ける。格闘技の大会が数多く開催される中、特にディープな大会である「全日本金蹴り選手権」が新宿で行われた。6月10日放送のAbemaTV「給与明細」では、第4回「全日本金蹴り選手権」に密着した。
大会ルールは至ってシンプルで、ステージ上に集ったM男たちの股間を、SM女王様ら女性たちが蹴り上げていき、誰が最も痛みに耐えることができるかを競うもの。大会ルールは、蹴りを受け5カウント以内に立ち上がれなければ失格で、最後まで残った者が優勝となる。
ただの金蹴りと侮ってはいけない。蹴る側の女性も、練習や経験で技術を身につけることが必須で、睾丸以外の部分を蹴るのはNG。蹴られる男性によって体格も局部の位置も変わるため、正確な技術が求められる。蹴り方のバリエーションも豊富にあり、「正面」、「膝立ち」、「背面」、「サッカーボール」、「四つん這い」など金蹴りも様々に分かれるのだという。
また、蹴りによって気持ちよさも変わる。前回大会で準優勝し、第4回大会である今回の優勝候補にも挙げられる出場者のタマロー氏は「当たる場所や当たる角度によって、ドスンと来るものだったりジワーっと痛みが広がるものだったりいろいろ変わってくる」と語った。
最近は“金蹴りオフ会”なども頻繁に開催されるなど独自のジャンルとして確立してきたが、そもそも金蹴りとはSMプレーの一環。蹴る側の女性にもSM女王様が多いだけあって、金蹴りには蹴り役と男性の信頼関係が重要なのだという。過去3大会で優勝し殿堂入りした男性は「金蹴りはコミュニケーションのひとつ。『ここまで蹴っても大丈夫ですか?』という言葉なき問いが蹴りに込められている」と語る。金蹴りとは、言葉のいらない肉体言語なのだそうだ。
大会は初級クラスと競技クラスに分かれ、各クラス5名ずつの男性が日本一の座をかけて争った。結局、前述のタマロー氏が見事初優勝。激痛に耐え最後まで残ったタマロー氏は「蹴られていく中で興奮してきたため、(大会が終わった)今のほうが逆に調子が良くなってきた」と語った。
(C)AbemaTV
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