将棋の順位戦B級1組1回戦で、永瀬拓矢叡王(26)と菅井竜也七段(27)の、次世代エース候補が午前10時から対局中だ。
永瀬叡王は昨期、順位戦B級2組で24人中唯一の10戦全勝を果たし、見事に1期抜け。最高クラスのA級まであと1つのB級1組昇級を果たした。5月には自身初タイトルとなる叡王位も獲得。評価されてきた実力に勢いが加わり、波に乗っている若手棋士の一人だ。対する菅井七段も、過去に羽生善治九段(48)から王位のタイトルを奪取したことがある実力者だ。
今期のB級1組は参加が13人の総当たり戦。昇級、降級ともに2人で、勝敗数が同じ場合には、前年度の成績をもとにした順位が上の棋士が優先される。
対局の持ち時間は各6時間で、先手は菅井七段。2人の過去の対戦成績は、永瀬叡王の4勝1敗。正午から40分間の昼食休憩を終え、現在は対局が再開。昼食休憩前までの残り持ち時間は、永瀬叡王が4時間57分(消費1時間3分)、菅井七段が5時間17分(同43分)。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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