「B-PROJECT」野目龍広役などを演じ、イケメン声優として知られる大河元気が、AbemaTVの「声優と夜あそび」で華麗な女形芸者に変身。芸者としての礼儀や所作を学び、さらにお笑い芸人・コウメ太夫のモノマネを披露した。
6月14日に生放送された「声優と夜あそび」に、品川・大井海岸の「芸者置屋 まつ乃家」の二代目女将で、日本で唯一の女形芸者であるまつ乃家栄太朗さんがゲストとして登場した。栄太朗さんの全面協力のもと、白粉でメイクを施され、華やかな着物を着用した金曜MCの大河は、すっかり芸者そのもの装いに。ほとんど完璧といっていい変貌ぶりに、女形芸者の大先輩である栄太朗さんも「素敵ですよ。本当にお座敷に出られそうですね」と太鼓判を押した。
芸者として「げんやっこ」という名前を与えられた大河は、「げんやっこでございます」とうやうやしく自己紹介。見た目だけでなく中身も芸者として通用するように、栄太朗さんから所作や心構えを学ぶことになった。
不慣れな着物姿のため、最初は立つ・座るといった簡単な動作すらままならない大河に、栄太朗さんが挨拶の手順からお酌の仕方、会話術などを丁寧に指導。ともに金曜MCを務める先輩声優の関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)を相手に初めての接客を披露した大河だったが、やはり一朝一夕では丁寧な動きや口調は身につかないようで、芸者にあるまじきワイルドな発言がしばしば飛び出していた。
その後、大河は「全力芸者」として番組内の企画にチャレンジ。「成功すれば好きなゲストを呼べる」というご褒美が提示される中、早口言葉、高速TikTokの2種目をなんとか乗り切り、最後は「チクショー!」でおなじみのコウメ太夫のモノマネを披露することに。声量が101デシベルを超えればクリアという条件で全力の「チクショー!」を披露した大河だったが、結果は100デシベルとわずかに合格ラインには届かず。シュールな絵面と残念すぎる結果でスタジオの笑いを誘った。
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