Snapchat人気も再燃!?シチュエーションに合わせカメラアプリを複数使い分ける女子高校生たち
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 女子高校生たちが夢中の"盛れるカメラアプリ"。街で聞いてみると、中には11種類ものカメラアプリを入れている人もいるといい、「私はUlikeというのが好きだが、友だちはSNOWがいいと言っている」(3年)、「自然光があるときと、室内のときで使い分け」(3年)、「男子と撮るときは盛り過ぎない。ふわふわしないアプリを使う」(1年)という声の他、「カメラのアプリでできないことを加工アプリで上から重ねて」(1年)、「普段メイクするのがあまり自分ではやらないから、アプリでメイクするみたいな感じ」(3年)と、場合に応じて様々な使い分けをしていることが分かる。

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  現役女子大生マーケターのもーちぃ氏は「基本的には無料のものが多く、撮るときに肌を白く見せたりとか、きれいに見せたり、目を大きくしたりとか。Foodieという、ご飯をよりおいしそうに撮れるアプリもある」と話す。「本体のカメラの調節機能では全然足りない。例えば"SNOW"だとライトを付けながら盛る機能を使えるので、夜暗闇の中で撮るときにオススメだったり、"SODA"というアプリは男の子には加工が入らないように調整することができるので、自分だけ加工しているとは思われない」。

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 実際に盛れるカメラアプリを使い、ほぼメイクをしていない状態で撮影してもらうと、この時点で既に別人のようだが、さらに「YouCamPerfect」というメイクアプリを使うと、骨格、まつげ、瞳の色と、5分も掛からずに完成させていた。実際、「リップの色を変えられたりとか」(1年)、「目を大きくしたりとか、リップ赤くしたりとか」(1年)、「学校とかでは(リップを)塗ってはいけないので、加工で頑張るしかない」(1年)など、工夫を凝らしていることがわかる。

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 それだけではない。背景を消したり文字を入れたりすることのできる加工系アプリも組み合わせて画像を作っていくという。「誰かの顔だけ隠したいときとか」(2年)、「周りの背景を加工したり文字入れたり」(1年)、「切り取って新しい背景付けたり」(1年)、「めんどくさいときはスタンプ」(1年)、「友だちの誕生日とかに"誕生日おめでとう"って文を書いてみたいな。ぼかし入れたりキラキラ付けたり、切り取りとか結構使った」(1年)。

  こうして加工した画像の使いみちは、やはりInstagram。「ノーマルで載せると映えない」(2年)、「ネットと現実は違うものだと思っているから。プリだって詐欺だ。載せるためにあるもんだから」(1年)、「インスタで、この人どんな人なんだろうって見られることがある」(3年)。

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 「加工写真を投稿することで男の子に"全然顔違うよね"と言われることも多いが、私は自分の顔にすごくコンプレックスがあったし、ここがこうだったらいいのにというのがあった。だから自分のコンプレックスを隠せる角度やフィルターを研究して、画面の中だけでも自分がポジティブになれたらいいなと思っている。"違う"と言われると悲しくもあるが、盛ってもいいと思っている。どれだけ盛っても、そこに写っているのは私だということには変わりないので自信にもつながる」(もーちぃ氏)。

 さらにもーちぃ氏によると、最近では女子高生の間でSnapchatの人気が再燃しているのだという。メッセージを送るだけでなく、写真・動画の加工もできるSNSで、送られてきた写真や動画は最大10秒で自動的に消えてしまうという特徴があり、日本では3年ほど前に話題になったこともあった。「ここ1か月くらいで再燃している。"男女入れ替えフィルター"と"赤ちゃんフィルター"がめちゃめちゃバズっている」(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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