株式会社Gzブレインは、エンターテインメントの最新消費者動向を調査する「eb-i Xpress」を用いて、全国47都道府県、5歳~69歳の男女を対象に、今年7月から始まる夏アニメの視聴意向ランキングを6月25日、発表した。1位には「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」が入り、2位に「からかい上手の高木さん2」、3位には同名の漫画作品を原作とした「とある科学の一方通行」と続いた。
【 2019年放送 夏アニメ番組の視聴意向 総合ランキングTOP20 】
※2019年夏に開始する各アニメ番組の中から、“視聴したい”と選択した作品を集計。
今回の調査で最も視聴意向が高かった夏アニメ番組は、同名のライトノベル作品を原作とした「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」。テレビアニメとしては2015年4月に第1期、2017年4月に外伝が放送、2019年2月には劇場版が公開された。20~40代を中心に、男性からの圧倒的な票を集めた。
続く第2位には、2018年1月にテレビアニメ第1期が放送された「からかい上手の高木さん2」、 第3位には、同名の漫画作品を原作とした「とある科学の一方通行」がランクイン。 両作品とも男女別ランキングで上位に入った。 特に「とある科学の一方通行」は、 人気ライトノベルシリーズ「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ作品であり、さらに今回初アニメ化ということで、シリーズファンからの注目も集まっている。
そのほかの傾向としては、 女性向け人気スマートフォンゲームを原作とした「あんさんぶるスターズ!」(21位)が女性ランキング3位に。小説、コミック、舞台、ライブ、ラジオ、CDなど、多彩なメディアミックスを展開してきた同作品の待望のアニメ化で、10~30代を中心に、女性からの支持が高くなっている。
さらに世代別では、60代のランキングにおいて、「とある科学の一方通行」と同率で「胡蝶綺 ~若き信長~」(29位)が1位となった。同作品は史実上の“織田信長”を大胆に解釈したオリジナル作品ということで期待が寄せられている。
【 2019年放送 夏アニメ番組の視聴意向 性別ランキングTOP5 】
◇『eb-i Xpress』 調査概要
国内20万人パネルから、全国47都道府県の5~69歳(※)の男女約1万人のモニターを対象に、エンターテイメント分野に関してWeb調査を行う、大規模ユーザーリサーチシステム「eb-i」を元に運用。 映画・テレビ・ゲーム・コミック・音楽など各エンターテイメントジャンルについて、「eb-i」から抽出したデータをもとに、一定のセグメント・ユーザー嗜好を組み合わせたクロス集計を実施。(※)14歳以下は保護者の代理回答。