22日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』（AbemaTV）が放送された。
今回は、元タレントで執筆家の千葉麗子と中核派の活動家で杉並区議を務める洞口朋子氏がゲストに登場し、「なぜ思想活動に参加するのか？」「最終目標は何なのか？」などをテーマにトークを繰り広げた。
千葉はかつて、いわゆる“左翼”にカテゴライズされる活動に参加していたが、様々な経緯から決別。「パヨク」（＝劣化左翼）という言葉を使った『さよならパヨク』（青林堂）などの著書を出しており、現在は“愛国者”を自称している。
本を執筆した理由について、「パヨクから受けた嫌がらせとか、卑怯な行動とか手口を広く世の中に知らしめる必要があると思った」と千葉。また、左翼活動に参加すると公安警察のリストに入るそうで、「一度の過ちで人生を棒に振ることはないという注意喚起の意味でも書きました」とも語る。
心変わりの要因になったのは、靖国神社参拝をTwitterでつぶやいた際に「なんで靖国神社なんかに参拝に行くんだ！」とバッシングを浴びたこと。そこから「なぜ靖国神社に行ってはいけないのか」と疑問が出始めたという。
また、反原発を真面目に訴えたかったという千葉に対し、抗議デモの現場などでは沖縄民謡を歌ったりサンバを踊る人が出てきたりしたため、「何だこれは」「やってられない。やめた」とマイクを投げつけて去ったという。
そうして『さよならパヨク』を執筆するに至るが、その際には“パヨク”からの嫌がらせがあったことを告白。「『気にくわない』『書店に置くな』ということで書店に電話をかける」「サイン会を中止に追い込むといった圧力をかけられた」と明かした。
なお、自身の考えが変化したことについて千葉は「急にシフトしたわけではなくて、元に戻れたという気がする」と話した。
▶【映像】中核派区議・洞口朋子氏＆『さよならパヨク』千葉麗子が対談
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