K-POPの人気グループを多数輩出してきた大型オーディション番組『PRODUCE』シリーズの第4弾『PRODUCE X 101』（毎週木曜よる9時～）#8が、6月27日、AbemaTV（アベマTV）にて放送され、生き残りのかかる2回目の順位発表式の模様が伝えられた。
＃7では、生き残った60人が、『ボーカル』『ラップ』『ダンス』のポジション別に課題曲に取り組み、チームごとにステージパフォーマンス。個人を対象とした観客投票が行われた。この投票数に加えて、チームとポジションのそれぞれ1位に大きなボーナスがプラス。さらに、2週間に及ぶ国民プロデューサーたちのオンライン投票の結果を合わせて、ここでの残留か脱落が決まる。
実はこの順位発表式の数日前に、練習生たちにはある試練が与えられていた。それは、5つのチームに分かれて課題曲をステージで披露する「コンセプト評価」。課題曲は韓国を代表する人気作曲家たちから提供された。誰がどの曲を歌うのかは、国民プロデューサーの投票次第。問題は、脱落可能性のある第2回の順位発表式が、コンセプト評価の練習期間中に行われることだ。脱落が決まってしまうと、せっかく練習してもステージで披露できない事態になる。それでも全員がひたむきに練習する姿を見て、国民プロデューサー代表のイ・ドンウクは「最善を尽くす姿に感心しました」と賛辞を贈った。
そうして迎えた第2回順位発表式。30位と31位の票差はわずか約3000だったとドンウクから発表され、練習生たちからは悲鳴にも似たため息が漏れた。
そんな中、最も大きなどよめきが起こったのが10位の発表。なんとここまで常に2～3位の座を守ってきたキム・ミンギュの名が早くも呼ばれてしまい、練習生たちが思わず顔を見合わせる事態に。上位にいても安心できない、サバイバルの過酷さがあらわになった。それでもミンギュは、気丈な態度で国民プロデューサーに感謝をした。
続いて9位、ハン・スンウが初の1ケタ台に躍進。8位のイ・ジヌ、7位のナム・ドヒョン、6位のイ・ウンサン、5位のク・ジョンモは、順位の変動がありつつも、常に上位に君臨する安定感を見せている。
4位は毎回多彩な魅力を見せるソン・ヒョンジュン。挨拶では「順位に合うよう努力して成長を」と宣言した。3位は3度1位の座に輝いたことのあるキム・ヨハン。「初回から2ランク落ちたけど重要じゃない」と力強く前を向き、「お父さんに会いたい」「テレビを通して伝えたかった」と、父親想いの一面を見せた。
2位はイ・ジンヒョク。まさかの展開に、「どっきりカメラでだまされているようで」と、実感が湧かない様子を見せた。国民プロデューサーへ「これからも決して失望させません」と意気込みを語り、大躍進のきっかけになった課題曲『亀甲船』チームメイトにも感謝を述べて、感慨深げに席についた。
1位はキム・ウソク。「僕1人だけで得た結果だとは思っていません」と、国民プロデューサーに感謝し、1位の座を争ったジンヒョクに「彼の急上昇は、ふさわしい結果だと思います」とエールを送った。残す席はただ1つ、30位のみ。ようやくチュ・チャンウクの名前が呼ばれると、チャンウクは脱落する練習生のことを想いやり、涙を浮かべながらステージに上がった。
これで下位30人の脱落が決定……かと思われたが、なんとドンウクの口から突然、“X復活戦”がサプライズ発表。30人が2曲と意気込みを披露するPR映像を作り、24時間で国民プロデューサーからもっとも投票された1人だけが残留組へと復活できる。もう終わりかと思われた30人の脱落予備軍は、望みをつなぐと同時に、たった1つのイスを巡る厳しい戦いを予想して表情を引き締めた。
X復活戦を終え、残留組へと返り咲く練習生は誰なのか。次回、さらなる試練が練習生たちを迎え撃つ。
【現在の30位までのランキング】
1位 キム・ウソク
2位 イ・ジニョク
3位 キム・ヨハン
4位 ソン・ヒョンジュン
5位 ク・ジョンモ
6位 イ・ウンサン
7位 ナム・ドヒョン
8位 イ・ジヌ
9位 ハン・スンウ
10位 キム・ミンギュ
11位 ソン・ドンピョ
12位 ソン・ユビン
13位 チャ・ジュンホ
14位 ハム・ウォンジン
15位 イ・ハンギョル
16位 チェ・ビョンチャン
17位 チョ・スンヨン
18位 ファン・ユンソン
19位 クム・ドンヒョン
20位 カン・ヒョンス
21位 イ・セジン
22位 キム・グクホン
23位 カン・ミンヒ
24位 キム・シフン
25位 キム・ヒョンビン
26位 イ・ヒョプ
27位 トニー
28位 パク・ソンホ
29位 チェ・スファン
30位 チュ・チャンウク
▶番組情報
毎週木曜よる9時より字幕版日本初放送。放送後、Abemaビデオで無料配信中
URL：https://abema.tv/video/title/458-3
▶AKB48と韓国の人気オーディション番組「PRODUCE 101」がコラボしたグローバルアイドル育成プロジェクト「PRODUCE 48」
