女性向け風俗の中で、女性が女性に性感マッサージなどを施すレズビアン風俗が今人気だという。対話型レズ風俗「リリーヴ」のキャスト兼オーナーである橘みつ氏に7月1日放送のAbemaTV「給与明細」が密着した。
「リリーヴ」は、ホームページに「人生の『きっかけ』を共に探すひと時を」と掲げている通り、「温もりが欲しい」「性的指向を確認したい」「性的なことをもっと楽しみたい」「パートナーとのセックスを変えたい」など利用者の潜在的な希望を紐解いて一緒に叶えていくのがコンセプト。そこが従来のレズ風俗にとどまらない「対話型」たる所以となっている。
人気キャストであり同店のオーナーでもある橘氏は、大学を卒業後就職したものの、体調を壊して試用期間で解雇された経験を持つ。その後水商売の世界に入るが、夜の仕事も含め多くの場所で感じたのが「その役割に求められる振る舞いをしないと認めてくれない」ということ。自分が「自分」として必要とされないという思いを抱いていいた橘氏だが、そのときに出会ったのが永田カビによるレズビアン風俗体験レポート漫画マンガ「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」だった。
同マンガに出てきたのが、レズ風俗によって「自分の気持ちを見つめ直す機会になった」「生きづらさってなんだろうと考えた」という言葉。これを読んだ橘氏は「これ私が今経験してきたことじゃん」と感銘を受けた。そして「私が経験してきたことを私は言葉にできる。レズ風俗を通せば、それを誰かに伝えたり、私がしてきた苦労の中で得た情報を誰かに伝えられる」と思いレズ風俗を始めたのだそうだ。
オーナーでもありキャストでもある橘氏は、キャスト希望者の面接や講習会も自身で行う。番組ではキャスト講習会の様子にも潜入した。講習は風俗店の講習としては長い3時間にも及び、まずは座学でレズ風俗のマナーや知識を身につけたあと、対話型ならではのアプローチの仕方をじっくり学ぶ。同店では、性感プレイが前提とはなっているが、重視しているのは会話であり、会話で距離感を縮めて悩みを話せる環境を作るためのアプローチが重要とのこと。橘氏は「プレイを始める前にいかに話しやすい環境を作れるかがポイント」だと語った。
プレイの前に最低でも30分は会話の時間が設けられており、コースの時間は男性向け風俗よりも若干長めの設定で90分2万3000円から。気になる給与について橘氏に聞くと、「すごく開きはあるが、良いときでだいたい月30~40万円」とのこと。また、自身がレズビアンなのかどうかを聞くと、橘氏は「決めてない。死ぬ瞬間まで自分のセクシャリティはわからないというのが私の持論」と笑って答えた。
(C)AbemaTV
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