「鬼滅の刃」我妻善逸役や「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役などで知られる声優の下野紘が、出演した舞台「ポリトゥスの蟲」について語った。セリフを覚えるのに集中するがゆえの驚きのエピソードも披露した。
AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」は、下野と内田真礼(「約束のネバーランド」ノーマン役や「アイドルマスター シンデレラガールズ」神崎蘭子役)が水曜MCを担当している。7月10日に生放送された同番組では、下野と内田がお互いをインタビューしあう企画も行われた。
下野は、7月3日~7日に都内で上演された舞台「ポリトゥスの蟲」でケオ役を演じた(鎌苅健太とのWキャスト)。印象に残っているセリフをたずねられた下野は、ケオが兄であるカジテに裏切られたときのセリフを挙げて、なんとセリフの一部も実際に演じてみせた。
今回セリフを覚えるのになかなか苦労したという下野。内田が「お風呂とかで覚えたんですか?」と聞くと、下野は、「朝起きて寝たままの状態で言ってみるとか、あとは街中を歩きながら……」と明かした。もちろん内田は「街中を歩きながら?!」とびっくり。下野は、「上演2週間くらい前は、電車とか街中でもずっと(早口でつぶやく口の動きをしてみせる)……ってなっていた僕を見た人がいたかもしれない」と語り、「そういう意味ではすごく集中しました」と振り返った。
ケオ役を演じるにあたって、演出家から「どこかお兄ちゃんに対して深い愛情を持った部分が見えるといい」と伝えられていたことも明かされた。また、4公演のうち1公演だけ「下野紘が半分入っていた」アドリブ演技についても語った。