兵庫県西宮出身のシンガー・ソングライターあいみょんが10月11日(金)公開の長井龍雪監督最新作となるオリジナルストーリー長編アニメーション映画「空の青さを知る人よ」の主題歌を担当する事が発表となった。
![あいみょん、「あの花」長井龍雪監督 最新作の主題歌を書き下ろし](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/4/7/724w/img_47048b3021ddd94beb26ca867f085e65400237.jpg)
本映画では「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、「心が叫びたがってるんだ。」と同じく、脚本家の岡田麿里とキャラクターデザイン・総作画監督の田中将賀によるクリエイターチーム「超平和バスターズ」が再集結する他、「あの花」「ここさけ」の企画・プロデュースを行ってきた清水博之に加え、『バケモノの子』『君の名は。』のプロデュースを手がけた川村元気の参加も決定している。
さらには声優陣も豪華なキャストが決定している。高校卒業後ミュージシャンとしての成功を夢見て上京するも売れず、地元の友人たちとも音信不通のギタリスト・金室慎之介と、13年前からやって来た18歳の慎之介・通称“しんの”役に、吉沢亮。さらに、吉沢演じる金室慎之介のかつての恋人である、相生あかね役に吉岡里帆。あかねと二人で暮らす高校生の妹・相生あおい役に若山詩音。そして、慎之介がバックミュージシャンをつとめる大物演歌歌手・新渡戸団吉役に松平健が決定する他、落合福嗣、大地葉、種﨑敦美など実力派声優陣の参加が決定している。
そして今回の主題歌担当の発表に合わせて、主題歌となる映画タイトルと同名の楽曲「空の青さを知る人よ」入りの予告編の映像も公開となった。ぜひ予告編もチェックして欲しい。
映画公開となる10月11日(金)からは自身最大規模となるワンマンツアー「AIMYON TOUR 2019 -SIXTH SENSE STORY-」の開催も控えるあいみょん。2019年のあいみょんに引き続き注目して頂きたい。
あいみょん コメント
脚本を読ませていただいた時、しんのやあおいと同じく音楽をやっている身として共感できる部分や、青春の淡い痛さみたいなものが自分にもあったなと感じました。
監督やスタッフの皆さんに曲を聞いていただいた時に、「この楽曲と寄り沿いながら映画を作っていきたい」と言ってくださり、映画づくりの一員として携われたことを、とてもありがたいなと思いました。楽曲制作の最初に映画のタイトルまるまる使った曲を作りたいという話をしていたので、作れたことを嬉しく思っています。作品に寄り添いつつも、自分らしさのある素敵な曲になったと思いますので映画も楽曲も楽しみにしてください!
ストーリー
山に囲まれた町に住む、17歳の高校二年生・相生あおい。将来の進路を決める大事な時期なのに、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日。そんなあおいが心配でしょうがない姉・あかね。二人は、13年前に事故で両親を失った。当時高校三年生だったあかねは恋人との上京を断念して、地元で就職。それ以来、あおいの親代わりになり、二人きりで暮らしてきたのだ。あおいは自分を育てるために、恋愛もせず色んなことをあきらめて生きてきた姉に、負い目を感じていた。姉の人生から自由を奪ってしまったと…。そんなある日、町で開催される音楽祭のゲストに、大物歌手・新渡戸団吉が決定。そのバックミュージシャンとして金室慎之介の名があがる。あかねのかつての恋人であり、高校卒業後、東京に出て行ったきり音信不通になっていた慎之介が町に帰ってくる…。時を同じくして、あおいの前に、突然“彼”が現れた。“彼”は、しんの。まだあかねと別れる前の、高校時代の姿のままで、13年前の過去から時間を超えてやって来た18歳の金室慎之介。思わぬ再会をきっかけに、次第に、しんのに恋心を抱いていくあおい。一方、13年ぶりに再会を果たすあかねと慎之介。せつなくてふしぎな四角関係…過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。