16日、『E-girls/Happiness 藤井夏恋写真集』刊行記念イベントが都内にて行われ、藤井夏恋が囲み取材に応じた。ドキッとする一面ものぞく写真集に仕上がっており、衣装のアイデアも藤井がスタイリストと話して決めたと語る。「男性のパンツを履いているカットがあるんですけど、あえて履くのが逆にちょっとセクシーに見えるんじゃないか、となりました。ただの露出ではなく、ファッション面でもオシャレな感じにしたかったので、いろいろ考えながらやりました」と試行錯誤を明かし、仕上がりを「いい感じ(笑)」として、達成感の笑みを記者陣に向けていた。
藤井による初の単独写真集『KAREN』は、23歳の誕生日に発売される記念すべき1冊。両面表紙が印象的な写真集は、光と影の二面性が光るような構成。どちらから読んでも楽しめるように2チームで撮影すること、新しい挑戦のインタビューを載せることなど、すべてにおいて、藤井のアイデアと情熱が凝縮されている。
中でもお気に入りのページを聞かれると、カラーとモノクロで構成されている力の抜けたアップの表情の箇所を示した藤井。「女性のカメラマンさんに撮っていただいたもので、ほとんどメイクをしていなくて素な感じなんです。歌って踊るときはナチュラルな感じにはしないので、この写真集でしか素な感じは見せていません」と、飾らぬナチュラル感を推した。
セルフプロデュースということもあり、「写真のセレクトや紙の大きさ、帯とかも全部自分で考えました」と苦労を明かした藤井だが、「自分で決めていたんですけど、編集部さんやマネージャーさん、メンバーにも客観的な意見を聞きながら進めました」と製作過程を語る。メンバーでは須田アンナに見てもらったときのエピソードとして、「須田アンナに見てもらったときに、メンズのパンツを履いているページを見て“私、夏恋ちゃんの女の子のパンツバージョンが見たい!”と言われた(笑)」として、「次(写真集を)やるときは、してもいいのかな~」と期待を残していた。
また、イベント当日が誕生日ということもあり、記者からお祝いの言葉が飛ぶと、「一発目で夢が叶ったのでうれしい、幸せです」とニッコリ。しかし当日夜の予定を聞かれると、藤井は「パーティーの予定はまったくないです(笑)。インスタのファンの人のコメントを見ます!」と意外な誕生日ナイトの予定を明かしていた。
取材・文・写真:赤山恭子