情報バラエティ番組『スッキリ』(日本テレビ系)のリポーターを務めるフリーアナウンサーの中山美香が16日に自身のアメブロを更新。歌舞伎俳優・市川海老蔵の長男・勸玄くんが出演する歌舞伎の舞台を鑑賞し、涙したと明かした。
同日公演された舞台『七月大歌舞伎』では海老蔵が休演。公式ホームページでは歌舞伎十八番『外郎売(ういろううり)』の演出を一部変更のうえ上演するとの発表がされた。中山は、貴甘坊として出演している勸玄くんについて「もうね…。勸玄君が凄すぎて…。客席、半数以上涙してたんじゃないでしょか…。」「揚幕奥でのお父さんの台詞もばっちり。早口言葉もばっちり。立ち回りも見得も、ばっちり。」とコメント。そして、「舞台にいる役者の皆さん、そして客席にいるお客さん全員が勸玄君を見守っている感じで。いやぁ…。私も、涙してしまいました。」と感動をつづった。
そして、勸玄くんの“ういろう~ういろう~”という声が聞こえてきた時には大きな拍手があり、また、“応援をよろしくお願い申し上げます”との劇中口上の後始まった勸玄くんの早口言葉では「色んな所から鼻をすする音が聞こえてきまして。泣いてる方が結構いらっしゃいました」と明かした。
続けて、勸玄くんの言い立てについては「いつもよりもどこかゆっくりと、言葉1つ1つに力を込めている感じで。約4分、見事、つとめあげました!!」といい、会場からは“この感動、この高まりを抑えきれない!拍手させて下さい!”というように割れんばかりの拍手が鳴り止まなかったとつづった。
中山は「勸玄君の素晴らしさだけではなく。役者の皆さんの温かさ、そして、大向こうの方やお客さん含めての優しい空気に…。胸がぐっとつかまれまして…。涙。もう、ほんと、私の周りの人は涙涙。」といい、「海老蔵さん、18日から復帰するようですね。それまでゆっくりとお休みできますように…。」とつづった。