
河野太郎外相は19日午前、徴用工問題にめぐって会見を開いた。
「昨年の韓国大法院判決により、韓国側に国際法違反の状況が生じておりましたので、今年の1月に請求権協定に則った協議の申し入れを行いました。この協議が成立しませんでしたので、5月20日に、協定に則り仲裁付託プロセスを始めたわけですが、仲裁人の氏名、第三国の選定といった必要なプロセスが期限内に行われず、 国際法違反の状況の是正に至りませんでした。この仲裁プロセスができなかったことは残念でありますが、韓国側にこの国際法違反の状況の是正を速やかに行っていただくよう、強く求めたいと思います。後ほど外務大臣としての談話を発出させていただくことになると思います」。



