20日、反社会的勢力との間で闇営業を行ったとして所属事務所である吉本興業とのマネジメント契約解除が発表された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号・田村亮が涙ながらに記者会見に臨み波紋を呼んだ事を受け、同社所属の千原ジュニアが「一刻も早く地上波で記者会見コントをやりたい」と発言。一方、国際政治学者の舛添要一氏は「そんなに簡単じゃない」と持論を述べた。
21日にAbemaTV『Abema的ニュースショー』にMCとして出演した千原ジュニアは、「会見が行われることは全く知らなかった」と切り出すと「3本撮りの間で途切れ途切れ。ちゃんと見れなかった。今日改めてちゃんとみたら、もう30年くらいずっと一緒にやっている人間ですから……」と言葉を詰まらせた。さらに千原ジュニアは「結局、この会見ごとイジって、皆で茶化して、パロって、芸人としては地上波で記者会見コントをやりたい」と近い将来、笑いに変えられたらいいという認識を示した。
一方、舛添氏は「そんなに簡単じゃない。世の中の空気は寛容じゃなくなっている。100%正しいことをやったかと言えば、そうではない」と発言。
さらに舛添氏は公正取引委員会が独占禁止法違反につながるおそれがあるとしてジャニーズ事務所を注意した問題を引き合いに出すと「意外と日本にはタブーが多い。吉本が東京も関西も全部株主なんだと発言した。であれば、テレビ局が歯向かうはずが無いと。それがタブー。そのどこが自由の民主主義の社会なんだ。タブーの無い社会にしたい」と続けた。
今回の件を受けて、21日に放送されたフジテレビ「ワイドナショー」に出演した松本人志は「吉本興業にはいたくないかも」「芸人ファーストじゃないと意味がない」などと発言するなど、会社に対する不信感を露わにしている。さらに明日22日には吉本興業の岡本社長が会見を行う旨を明らかにしており、闇営業問題は二人の会見を経て、新たな局面に突入した。
(C)AbemaTV
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