K-POPの人気グループを多数輩出してきた大型オーディション番組『PRODUCE』シリーズの第4弾『PRODUCE X 101』(毎週木曜よる9時~)#12が、7月19日、AbemaTV(アベマTV)にて放送。ここまで生き残ってきた20人が「デビュー評価」を受け、11人が、「X1」というグループ名でデビューすることが決定した。
#12は、今回最終評価される20人に脱落したメンバーたちが加わって、今シーズン最初に与えられた課題曲「X1-MA(ジマ)」を披露。華やかに幕を開けた。
続いて、グループ名「X1」の由来について、国民プロデューサー代表のイ・ドンウクが「最高へと向かう未知の旅を始める」と説明。1位の練習生は、デビュー曲でセンターを務めることが発表された。
『少年美』チームのセンターはソン・ユビン。いたずらっ子のような表情と小道具のネクタイを活かしたセクシーなダンスで観客を沸かせた。ファン・ユンソンをセンターに据えた『To My World』チームは、カッコ良くクールな雰囲気と情熱的なパフォーマンスで見た人の心を揺さぶった。
このステージを受けて、携帯でのリアルタイム投票がスタート。その結果、10位はカン・ミンヒに。Xランクからの大逆転を決めたミンヒは「お父さん、デビューできるよ」と涙を浮かべて報告した。9位はチャ・ジュンホ。「信じられません」「空も飛べそうな気分です」と心境を表現した。8位はナム・ドヒョン。ドヒョンは「夢に見ていた場面が実現して感動しています」と生来の愛嬌たっぷりに挨拶した。
7位にはここまで一度もデビュー圏入りしたことがなかったイ・ハンギョルが食い込むサプライズ。ハンギョルは「お父さん、お母さん、親孝行するからね」と、驚いた表情でコメントした。6位はソン・ドンピョ。発表前から緊張のあまり涙が止まらない様子だったが、ステージ上では必死に感謝の言葉を連ね、「自信と魅力にあふれた姿をお見せします」と今後の活躍を誓った。
5位のチョ・スンヨンは、20人の中で最も低かった67位からの大躍進。「僕を愛してくれたみなさんに、僕が幸せを与えられるように頑張ります」と決意を語った。4位はソン・ヒョンジュン。“泣き虫リーダー”として何度もリーダーを務めてきただけに、この日もポロポロと涙を流し、両親に向けて「デビューしたよ。花道を歩かせてあげる。一緒に幸せになろうね」と語った。3位は長い下積み生活を送ってきた苦労人のハン・スンウ。「国プの皆さん、僕に気付いてくれてありがとう」「親孝行するよ、待たせたね」と、デビューまでの長い道のりを振り返った。
2位は最後まで1位のキム・ヨハンとライバル争いを繰り広げてきたキム・ウソク。ウソクは普段のクールな仮面が取れたように大粒の涙を流し、自身のファン“ドキンちゃん団”に向けて「ドキンちゃん団、僕のために尽くしてくれてありがとう」「これからはX1のキム・ウソクとして、皆さんを笑顔にできる」と挨拶。会場のもらい泣きを誘った。1位のヨハンは、順位が発表されると同時に、ライバル・ウソクと互いの健闘を称えるハグ。「これからももっと頑張って成長します」と進化を約束した。
そして、番組スタート時からのオンライン投票で、残りメンバーの中でもっとも票数を集めていた通称“Xメンバー”がイ・ウンサンと判明。ウンサンはステージ上で「努力してカッコいい姿を見せます」と挨拶した。惜しくもXメンバーなれなかったキム・ミンギュは、「実力不足の僕を応援してくれてありがとう。本当にごめんね」「でもこれが始まりだと思ってる」とコメント。自身のファン、デビュー組に入れなかったメンバー、そして自分自身に、ステージでの“再会”を呼びかけた。
司会を務めたイ・ドンウクは、会場のファンとカメラに「彼らに激励のエールを贈り続けてください」と最後の挨拶。100日以上にわたる厳しい試練に打ち勝ち、グローバルアイドルグループ「X1」を結成した11人、これからは、世界を舞台に新たな伝説を打ち立てていく。
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