2013年度のニコラモデルオーディションでグランプリを受賞しモデルデビューし、2017年には、最年少で専属モデルとして華々しく「Ray」モデルとしてデビューした中村里帆。モデルでの振り幅の広さが、女優業でも活かされ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(16/TBS・MBS)、「ミューブ♪ ~秘密の花園~」(18/NBN)、「覚悟はいいかそこの女子。」(18/MBS・TBS)などのドラマに起用されている。

最新出演作となる映画『いなくなれ、群青』は9月6日に公開。同作はシリーズ累計90万部を超えるベストセラー原作の映画化。舞台は、捨てられた人たちの島、階段島。中村里帆は、横浜流星演じる、平穏な生活を望む悲観主義者・七草や、飯豊まりえ演じる、誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女・真辺由宇の通う学校の中等部の生徒・豊川を演じる。バイオリンの演奏者である豊川の楽器の弦が切れ涙を流す豊川。やがて明らかになる、階段島の謎、事件の真相とは?
そして、このたび、本作の中村里帆にフィーチャーした新映像が解禁に。唯一無二の世界観を切ないほどに美しい映像で綴る作品の中で一際存在感を示している。
中村里帆コメント
私が演じさせて頂いた豊川は、 とあるきっかけで大好きなヴァイオリンを弾くことがトラウマとなってしまった女の子です。
今すぐ消し去りたい過去や前に進む為に捨てたい記憶は私にもありますが、
忘れたい記憶ほど消えずいつまでも鮮明に思い出して苦しくなります。
正しい克服の仕方は今もなお分かりませんが、この映画を観ることで、
皆さんがそれぞれ抱えている”トラウマ”だったり”嫌な記憶”を、
”背中を押してくれる記憶”に少しでも上書きできたら良いなと思います。

(C)河野裕/新潮社 (C) 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
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