AbemaTVにて8月8日(木)夜11時より、オリジナルドラマ『奪い愛、夏』の放送がスタートする。放送開始に先駆け、8月2日には囲み取材が行われ、主要キャストの水野美紀小池徹平松本まりか小手伸也田中みな実に加え、脚本を手がけた鈴木おさむが出席した。

この記事の写真をみる(7枚)

 本作は、主演の水野美紀とともに、鬼気迫る演技に定評のある小池徹平と松本まりかの"豪華怪演"が一挙に集結し、危険な愛のトライアングルに挑むクレイジー“狂愛”ドラマ。テレビ朝日系で2017年1月から3月にかけて放送され、狂気と怪演技、ドロドロの愛憎劇が話題を呼んだドラマ『奪い愛、冬』と同様に鈴木おさむが脚本を務め、全く新しいオリジナル版として放送する。

拡大する

 目的のためなら手段を選ばない、強烈なキャラクターの女社長・花園桜を演じる水野の怪演ぶりが見どころの1つ。水野は自身の役柄について「『奪い愛、冬』とは別人ですが、もしあの(森山)蘭さんがこういう人生を歩んでいたら、こうなっていたであろうと、共通点がたくさん見つかるキャラクターです」と説明。

 さらに「一話からトップギアで暴れていますが、実は後半、また違う展開が待ち構えていて、別の一面を覗かせます。『一粒で二度おいしい』じゃないですけど、後半は全員、別の顔を見せるという展開がございますので、見どころです」とアピールした。

拡大する

 一方、小池、松本、田中の3人は、桜が社長を務めるマッチングアプリ会社「ラブネクスト」の広報部員、小手は社長秘書という役どころだ。それにちなみ、「皆さんが広報したいことは?」との質問が挙がると、松本は水野の芝居に「鳥肌が立った」と切り出し、「水野さんのアイディアから芝居のリアクション、すべての表情まで、どこからそんな引き出しが出てくるのか、役者としてのレベルの違いにすごい興味と、愕然とする毎日で、とても刺激的で私もこんな風になりたいな、とすごく思っています」と尊敬の眼差しを向けた。ちなみに現場では水野のアドリブが炸裂しているそうで、共演者、スタッフ共に笑いを堪えるのが大変だという。

 松本の言葉を受け、水野は「有難いです」と感謝しつつ、「私の芝居のベースは『8時だョ!全員集合』です。ルーツはすべてそこに詰まっております」と明かし、笑わせた。その後、松本は「日本にここまでのコメディエンヌがいたのか」と称えたが、一応本作のジャンルはラブホラーということになっているため、キャスタ陣から「コメディーではないですよね?」と確認の声が続々と上がり、鈴木が「ラブホラーです(笑)」と訂正する場面もあった。

  また、桜がかぶっている派手で大きな帽子は、水野のアイディアにより取り入れた衣装とのこと。鈴木は「広報したいこと」として「水野さん演じる社長のビジュアルは、アパホテルの社長と似て非なるものなので、それをお伝えしておきたい」と主張。会場に笑いが起こった。

拡大する

 その後は、フリーアナウンサーとして活動する一方、近年は女優業にも活躍の場を広げている、田中みな実の演技が話題に。田中は松本扮するの同僚で、社内事情・恋愛事情に詳しいミーハー女子、井川瞳を演じている。

 水野は田中の芝居について「前半の井川という人は、会社でずっとお芝居をしているんですよね。とても優しくてフレンドリーな社員を演じているのが、抜群にうまいなと思っていたんですけど、後半、“ブラック井川”が出てきてからがまた抜群。通して見て、この役は田中みな実さんしかいない」と褒めちぎり、さらに「自分を客観視する目を持っている人なので、役者さん向きだと思います」と太鼓判を押した。 水野の意見に松本も大いに賛同。「みな実ちゃん、完璧なんですよ。“ブラック井川”を私は目の当たりにしているんですけど、もう本当にすっごいうまいです。この先のみな実ちゃんが女優としてどこまですごいことになっていくんだろうと感じています」と、さらなる飛躍に期待を寄せていた。

拡大する
拡大する
拡大する

▶︎『奪い愛、夏』は8月8日(木)夜11時より放送スタート!

テキスト・写真:水野梨香

AbemaTVオリジナルドラマ『奪い愛、夏』第1話 1億円で私と結婚しなさい! | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】
AbemaTVオリジナルドラマ『奪い愛、夏』第1話 1億円で私と結婚しなさい! | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】
【あらすじ】 マッチングサービス「ラブネクスト」で広報部に所属する桐山椿(小池徹平)は、同じ部の空野杏(松本まりか)と恋に落ちた。「会社では秘密」という杏の条件の中、交際を始める二人。 椿の実家は…
この記事の写真をみる(7枚)