およそ7万冊以上の漫画をインターネット上に無料掲載し、約3200億円の被害額を出した国内最大規模の海賊版サイト「漫画村」をめぐる著作権法違反事件について、4日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』に出演した漫画家の江川達也氏が言及。「出版社や印刷所など、データを持ち出しているこっち側の人も結構いるのでは」と持論を述べた。
「漫画村、漫画家にとってはかなり打撃なんですけどね」
被害の大きさから、そのように切り出した江川氏は「出版社や印刷所などはデータを簡単に持ち出せる。漫画村に対してデータを持ち出しているこっち側の人も結構いるのではないか」と続けた。
さらに「近い存在で言えばアシスタントなども?」と問われた江川氏は「アシスタントもあるし、編集者とか間に入っている人。簡単にコピーできるので、どんどん流している」と自分が「怪しい」と感じていることを語った。
また江川氏は、自分のアシスタントの実際のエピソードとして「捨ててもいいような原稿を集め、アシスタントがコミケで売って儲けるということもあった。そのことについては許可していたが、結構儲かっているアシスタントもいたようだ」と話すと、スタジオから「え~」という驚きの声も。千原ジュニアが「そりゃ、財力が違うからね」と突っ込むシーンもあった。
(C)AbemaTV
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