2019年10月よりテレビアニメ化される「私、能力は平均値でって言ったよね!」(通称:のうきん)の追加キャストが発表された。
原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて2016年1月より連載中、累計2億6000万PVを超える人気を誇り、全44万作品中年間総合ランキング2位(2016~2017年)にも輝いたWeb小説を元にしたライトノベル。2016年5月より、原作・FUNA、イラスト・亜方逸樹によって、アース・スターノベルより刊行されている。また、2017年3月からは、コミカライズ版(漫画・ねこみんと)も刊行されており、シリーズ累計55万部を突破する人気作となっている。
本作は、人よりちょっとだけ「できる子」だった女子高生、栗原海里(くりはらみさと)が、とある事故をきっかけに異世界へと転生してしまう。新たな世界で神様に願ったのは、普通の友達を作って、普通の生活を送るための平均的な能力だったが……?ファンタジーのような異世界を舞台に、魔法やバトル、仲間との友情や少女たちの絆が描かれている。
今回発表されたナノちゃんは、栗原海里(マイル)が転生した世界において、魔法の素となる“ナノマシン”(微小な機械)。マイルのみが視覚化・会話することができるというキャラクターで、羽多野渉が演じる。設定画では、猫のような愛らしいフォルムに額の“N”のマークが印象的だが、原作ノベルに登場するキャラクターでありながら、異なる姿で描かれている。何故この様な姿になったのか、マイルとどのようなやり取りを繰り広げるのか、アニメ本編に期待が高まるところだ。また、レニーは、マイルが宿泊する宿屋の看板娘。子供ながらに宿屋を切り盛りする愛らしい少女で、河野ひよりが演じる。
ナノちゃんについて羽多野は、「見た目はかわいいのですが、色々超越している所が面白いです!監督からは、見た目を気にせず地の声で、とのことでしたので自由に演らせて頂きました!この世界のことを教えてくれる優しい存在です」とコメント。また、レニーについて河野は「レニーちゃんは一生懸命お店のお手伝いをしている、とても素直な良い子です!可愛い子どもらしさを意識していますが、たまに商売人魂が出てしまうシーンは演じていて特に楽しいです!看板娘のレニーちゃんにもぜひ注目してください!」とコメントした。2人がどのような演技でこの個性的なキャラクター達を演じ、マイルたちの旅を彩るのか、期待の高まるところだ。