8月19日放送のAbemaTV「給与明細」では、セクシービデオの撮影現場に潜入。ADとして潜入ガールを派遣し、過酷な業務と給与に迫った。
今年9月にデビューする生田みなみは、自身もセクシー女優として作品に出演しながら、セクシービデオ制作会社でスタッフとして働く異色の新人女優だ。そんな生田の撮影現場に、番組公認潜入ガールの水咲優美が新米ADとして参加し、セクシービデオの裏側を徹底調査した。
水咲が訪れたのは、都内のハウススタジオ。朝10時の撮影開始から、22時の撮影終了まで12時間にも及ぶ長い一日が始まった。この日の撮影は生田のデビュー3作品目とのことだが、少々ハード目な内容となっており、いわゆるカラミも計5回撮影を行う。撮影は監督、カメラマン、照明、チーフAD、セカンドADという5人体制で行われるが、一番下のADは通常、撮影現場には入らずに次の段取りの準備をするのが主な仕事。そのため水咲はまずは現場にはつかずにお弁当の受け渡しや次の現場の作り込みなどをこなした。
最初の撮影が終わると、そのあと片付けのためようやく撮影直後のスタジオへ。そこでなにやら白いものとティッシュがついたマネキンの顔を水洗いする。これは疑似精子と呼ばれる食品で作られたニセモノで、本番前にどのように顔にかかるか女優に説明するために使用されたものだった。さらには、体液がついているラグマットをまとめたり、次の撮影に向け大量の荷物を運ぶなど地味な作業が続く。
続いて水咲は撮影が行われるスタジオで背景づくりを任された。殺風景な場所をカーテンで装飾していくのだが、ADは美術の役目もこなさなければならない。そして3回目のカラミの撮影のとき、通常は入社2カ月は経たないと入れないという撮影現場に潜入することが許された。しかし、そこで新人ADがすぐ活躍できるほど甘い世界ではない。撮影現場に入れてもらえても水咲にできる仕事はなく、部屋の隅で見学をするのみだった。水咲は思わず「セクシービデオ撮影なんて、めっちゃ楽しいと思っちゃってた。普通の収録より全然ピリピリしてる」とつぶやいた。
最後に水咲は、ラストシーンのすべての撮影を終えた女優にバスローブとスリッパを渡しシャワーに案内するという“大役”を任され、長かったこの日の撮影は終了。「楽しい!エッチ!みたいな感じで、その場の流れで撮っていくイメージだったんですけど、細かいところまで気を遣っていて一切の妥協のない作品なんだなということがわかりました。全員めっちゃプロフェッショナル感がすごかった」と初めての体験を締めくくった。
この日水咲に渡された日給は1万5000円。新人なのでこの金額だが、ある程度経験を積めば通常は日給3万円程度になるそうだ。水咲は「こんなに大変なのにこれは…」と金額にやや不服そうだったが、「大変な分、やりがいを感じる仕事だとは思います。仕事をしたものが作品になるというのはやりがいを感じますよね」とものづくりの面白さは感じたようだった。
(C)AbemaTV
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