8月24日(土)よる10時より、AbemaTVにてオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズ』#1が放送され、婚約から1年以上が経過するも、結婚に至っていない遠距離カップルが、決断を下すためイタリア旅行へ出発。彼氏が抱える複雑な心情に、スタジオの男性陣が同情を寄せる場面があった。
本番組は、仕事が第一の彼氏を持つ交際2年のカップルと、関東と関西の遠距離恋愛をしている交際3年のカップルの2組が、イタリア7日間の旅を通し、最終日に”結婚する”か、”別れる”かのどちらかを必ず決断する、最も残酷で、愛に溢れた結婚リアリティーショー。小籔千豊がメインMCを務め、第1話はスペシャルゲストに紗栄子、ゲストにかまいたち・濱家隆一、そしてレギュラーゲストに桃を迎えて放送された。
東京でモデルとして活動するサアヤ(29)と、兵庫の外資系会社に勤めるカズ君(26)。カズ君からプロポーズを受け、サアヤが「よろしくお願いします」と返事をしたのは、今から1年以上前のこと。しかし、婚約後に東京でのサアヤの仕事が増加。サアヤはやりがいを感じている今の仕事を手放し、兵庫へ行く決意を固められずにいた。
サアヤいわく、カズ君も本心では、兵庫で一緒に暮らすことを望んでいるとのこと。だが、カズ君の方から「来てほしい」と言われたことはなく、サアヤもまたカズ君を大切に思うからこそ本音を伝えられずにおり、「思いやりの空振り合いみたいな感じ」が続いているのだという。こうした背景から、2人は決断を下すため、今回のイタリア旅行に参加することになったのだ。
そんな2人のVTRを観た濱家は「カズ君はホンマは来てほしいわけじゃないですか」と切り出す一方で、女性に仕事を諦めさせる発言は、「男として絶対言いたくない」と断言。「どんな覚悟があって幸せにするって気持ちがあっても、『一緒にこっち住もうや』とは、口裂けても言われへんなっていうのがある」と、カズ君の心情を察した。
小籔も濱家の意見に賛同。心のどこかで「東京でモデルをしたい」と思っている妻との結婚生活は、夫にとっても気分の良いものではないとした。さらに、「芸人を辞める」と言ってプロポーズをした自身のエピソードを披露し、「私のために辞めるって言ってるけど、あんたはやりたいんだから、ずっと我慢されてるの嫌やでっていうのもあったと思う」と、当時の妻の心中を慮っていた。
次回、サアヤは「折り合いがつかなかったら、これが最後の旅行になるっていうのも覚悟している」と強い覚悟を表明。旅の核心に迫る『さよならプロポーズ』#2は、8月31日(土)よる10時~放送される。