テレビ朝日系列で毎週月曜よる11時20分より(一部地域を除く)放送している『かみひとえ』の未公開映像がAbemaTVで配信され、“元ネオヒルズ族”の個人投資家・与沢翼が、転落からの奇跡的復活を振り返った。
2013年頃、秒速で1億円稼ぐ男として話題になった与沢翼。その後、会社の倒産や破綻を経験。今では海外に移住し、個人投資家としてお金を稼いでいるという。
タイの自宅で食事中の与沢に「生まれ変わったら何になりたいですか?」と聞いたところ、与沢は「豚とかがいいですかね、どうせなら」とコメント。「太ってたときネットで『豚』って言われていた。豚に変な愛着心がある」と笑いながら話し、与沢の知られざる人生観が明らかになった。
過去、3~4つのマンションに違う女性を住まわせていたという与沢。スタッフが過去を掘り下げると、与沢は「(月の)家賃の総額が800万円でしたね。5つマンションを借りてたんですよ。年間1億円ですね」と途方もない金額を明かした。
「不特定多数の女性と浅い関係を続けても何も得るものはなかったです。虚しさだけが残る。だけど、そういうことをやって、意味がないことが分かった。うまくいかない方法を知ることができて、成長できた。学びがあれば、全部無駄なことってないですよ」
過去をポジティブに捉えている与沢。与沢の現在の肩書きは、個人投資家だ。投資対象は、株・社債・保険・仮想通貨・投資ファンドの5つ。現在の純資産は約75億円、借金はゼロだという。この純資産額は、サラリーマン37人分の生涯年収に相当する。
「英語は金融用語も全部分かります。しゃべるのはあまり得意じゃないんですけど、英文の読み書きは完璧にできます。単語は一個一個ネットで検索しているうちに覚えてしまった。受験勉強の方がはるかに大変ですね。要らないことも勉強しなきゃいけないし」
取材中、高級ホテル「リッツカールトン」のセレブ御用達スポットに連れていってもらったスタッフ。向かったのは、最上階にあるバーだ。
最上階に到着すると、バーは大勢の客で賑わっていた。このバーでは、地上314mの高さからタイの景色を一望できる。
“ネオヒルズ族”からの転落後、見事復活してセレブに返り咲いた与沢。地獄の日々を支えてくれたのが、現在の妻だという。
「広さ200平米・家賃200万円みたいな六本木のペントハウス(マンションなどの集合住宅の最上階の区画)に住んでいた。六本木ヒルズと東京タワーとミッドタウンが見える場所から、4階にあるワンルームですごい狭いところに落ちた。本当に、嫁とペントハウスからそこに落ちたんですよ。今の嫁みたいな女には出会えない」
与沢の仕事についてどのくらい理解しているのか聞いたところ、与沢は「(妻は)わかってない。わかってないし、自分を選んだ理由がよくわからないんですよ」と話す。結婚を決めた理由として「『話しやすい』って言われた」と、うれしそうに笑った。
与沢の自宅マンションには、妻・麻美さんの姿が。キッチンに立つ麻美さんは「つー君、キッチンペーパーどこかやった? これ使うんだけど!」とキッチンペーパーの行方を与沢に確認。与沢がキッチンペーパーを使って、子どもの鼻水を拭いていたようだ。
料理をしながら「つー君、ご飯温めてもらえる?」と次々に指令を出す麻美さん。しかし、与沢は電子レンジの使い方に苦戦。秒速で大金を稼ぎだす個人投資家も、家庭では妻に頭が上がらないようだ。
番組はAbemaビデオ(期間限定・無料)で視聴可能。