8月22日(木)夜11時より、AbemaTVオリジナルドラマ『奪い愛、夏』の第3話が放送され、水野美紀演じる花園桜の過去が明かされ、話題となっている。
本作は、主演の水野美紀とともに、鬼気迫る演技に定評のある小池徹平と松本まりかの"豪華怪演陣"が一挙に集結し、危険な愛のトライアングルに挑むクレイジー“狂愛”ドラマ。テレビ朝日系で2017年1月から3月にかけて放送され、狂気と怪演技、ドロドロの愛憎劇が話題を呼んだドラマ『奪い愛、冬』と同様に鈴木おさむが脚本を務め、全く新しいオリジナル版として放送する。
花園桜(水野美紀)は、40歳以上の女性をターゲットとしたマッチングサービス「ラブネクスト」を立ち上げ、10年後の日本を担う女社長のひとりとして知られていた。自身のブランディングのために結婚したいと考えた桜は、優秀イケメン社員の桐山椿(小池徹平)に1億円と引き換えに契約結婚をするよう命令。実家が借金を抱えて困っていた椿は、「浮気は絶対にダメ。もし浮気したら全額返済しろ」という条件のもと泣く泣く結婚を受け入れた。しかし、付き合っていた空野杏(松本まりか)のことを吹っ切れない椿は、桜には秘密で杏との愛を育み続けることを選択したのだった。
旦那となった椿に、桜は真っ白のパズルをプレゼント。その場で完成させるように命令すると、「どうしてあなたを選んだのかわかる?」と椿を結婚してに選んだ理由を話すため、自らの過去を語り始めた。
桜が高校生のときに母親が病気で亡くなり、父親は営む飲食店が経営困難になり自殺。ひとりになってしまった桜は、父親の妹の家に引き取られることに。
しかし、もともと父親と仲が悪かった叔母は、桜のことが気に入らなかったようで、文句を言ったり、ご飯に唾をかけたりとやりたい放題。さらに、叔母がいない時間には、叔父から性的虐待を受けていたという。
「生きてくためにはそうするしかないと思ったから」と、拒まなかった理由を明かすが、そこで終わらないのが桜。家を出るときに、叔父と関係を持ったときに録音していたテープを置いて復讐をしてきたのだ。
桜は続けて、「世の中には想像以上に悪い人がいる」「そういう現実とそれに立ち向かっていく強さを教えてあげたいと思った」と椿を結婚相手に選んだ理由を告白。
無茶苦茶なところもあるが、辛い過去を乗り越えて女社長として成功を収めてきた桜には、視聴者から「さくらさん、可哀想」「社長のこういうとこはスキ」「やり方えげつないけど仕方ない」「まあ逆襲されて当然だな」「ますます社長の味方だわ」など同情する声や、賞賛するコメントが寄せられた。
■番組情報
『奪い愛、夏』第3話