普段コントをする機会のない千鳥のために、ゲスト芸人がユニットコントを用意しコラボする企画「千鳥とコントがしたい!」が8月21日のAbemaTV「チャンスの時間」で放送された。コントは苦手だという千鳥だが、志村けんと親交の深い大悟がメチャクチャなアドバイスをする一幕もあった。
漫才でブレイクし、その後MCでも活躍する千鳥だが、コント番組を持つこともなく、新喜劇にも出ていない。そんな千鳥のためにゲストの芸人がネタを用意し、真剣にユニットコントを披露する企画「千鳥とコントがしたい!」が行われた。企画趣旨を聞いたノブが「急にドリームマッチみたいに」と戸惑いを見せると、大悟からも「コントできひんのよ」と自信なさげなコメントが。
登場したのは、千鳥のことが大好きだという若手お笑いコンビのかが屋。若手注目株のコント師としてキングオブコントでも有力視されているコンビだけに、姿を見た千鳥の2人は「本格派だ! かが屋はやめときって!」「お前らのためにやめとき」と思わず苦笑いした。「ちょけたコントだったらしてやるけど、本格コントはようできんわ」と尻込みする大悟だったが、そこはお笑いの先輩としての意地からか、態度を一変。「ワシらも笑いのプロ。お前らコント師としては若手ナンバーワンみたいなこと言われとんのかもしれないけど、ワシなんか志村さんと培ってます」とコントの大御所・志村けんを間近で見ていることをアピールし始めた。「だからお前らにホンマのコントというのを教えてやれるチャンスかもしれん」と妙に上から目線を見せ、「2人のコントをちょっと見たけど、大きな声も出てないし面白い顔もできてない」と志村組でよく見る要素が足りないと指摘すると、ノブは「タイプが違うから。流派が違う」とたしなめた。
かが屋が用意したのは、千鳥の2人はセリフがほぼないものの、うまく動きと表情で千鳥を生かしたコント。4人によって、日常の一コマを切り取ったまさにかが屋ワールドとも言うべき世界が繰り広げられると、スタジオには大きな笑いが起こった。
コントを終えノブは「気持ちよかった」と手応えを口にしたが、なぜか大悟は「これではチャンピオンにはなれんわ。すごい近いところまで来てる、キングオブコントに手はかかってると思いますが、でもまだ全然足りません」とダメ出しを始める。そして「じゃあワシが教えようか。ワシは神様と一緒におるんやから。お前らとワシらが子供の頃から愛したコントの神様の横で、コントを見てます」と言うと、志村けんのような大げさな変顔、コミカルな動きなどをコントに入れるよう指示。そうしてまったく別物に生まれ変わったコントを4人で披露した。
これには当然、スタジオ中が苦笑。ノブは「だいぶ型崩したよ。大事なお笑い界の宝が」と嘆いたが、大悟は「だいぶ勉強になっちゃうんちゃうか」と満足げだった。
(C)AbemaTV
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