30日夕方、金曜ロードショー(日本テレビ系)で放送される『天空の城ラピュタ』のクライマックスシーンで主人公が叫ぶ滅びの呪文「バルス」がTwitter上のトレンドワードとなった。
これまでも放送の度に莫大な量のツイートが見られた「バルス」。フリーアナウンサーの柴田阿弥は「本当に嫌いな人が目の前を通る時に"バルス!"と唱えたことがあります(笑)」と告白、さらに今夜は令和最初の"バルス祭り"とあって、「早めにご飯食べて、お風呂入って、歯磨いて、バルスの準備をしなくちゃ~」「きょうはプレミアムフライデーじゃなくてプレミアムバルスデーだ!!」など、放送を待ちきれずにツイートした人も多かったようだ。
その一方、NTTデータによる放送当日の「バルス」のツイート総数をまとめたグラフを見てみると、2013年にはおよそ431万に達していたツイート数が、2017年にはおよそ91万と100万を切る状態となっており、実は"バルス離れ"が深刻化しているようだ。
背景についてSNS事情に詳しい株式会社パスチャーの甲斐優理子代表取締役は「もともと"バルス"とツイートする習慣は2ちゃんねらーが仲間内で楽しんでいたものから始まった。それが2016年にTwitter社が公式に推奨したため多くの人にも普及したが、逆にブームに乗って投稿するのはダサい、という感覚も生まれきてしまったのではないか」と分析。今年はさらに"バルス離れ"が進むとも予想した。
映画がクライマックスに向けて盛り上がる中、ツイッター上の予想では今回のバルスの瞬間は午後11時20分頃と予想されている。今年はどのくらいの"祭り"になるのだろうか。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)
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