ボーカルダンスグループM!LKの板垣瑞生と俳優の竹内涼真が2日、都内で行われた映画『初恋ロスタイム』(9月20日公開)の完成披露上映会に、吉柳咲良、石橋杏奈、緑黄色社会、そして河合勇人監督と参加した。

竹内と初共演の板垣は「竹内君は凄く売れている人ですよね?売れている人です!普通ならば『俺の芝居だから!』とか『俺の芝居はそんなんじゃねえよ!』とかなるはずなのに、凄く優しくて。竹内君に支えてもらうことが多かった」と8歳年上の先輩に感謝。すると当の竹内は「あなたも凄いよ」と返礼し「今18歳でしょ?俺が18歳の時は髪形のことしか考えていなかったもん。学校に行くときの髪形しか考えていなかった」と青春時代を回想していた。

映画初主演の板垣は「全然実感がないです。本当にないです」と初々しい表情で「今まで先輩方の背中を見てきたけれど、その役割を自分が務めるのは名誉だし、素敵なことをさせてもらっていると実感しながら演じていました」とシミジミ。完成を迎えて「主演を務めたことで映画って全員で作り上げるものだと改めて実感する機会になりました。観て下さっている観客のみなさんがいないと成り立たないし、観客一人一人のみなさんが一緒に映画を作っているような人みたいに感じる」と感慨を口にしていた。

テキスト・写真:石井隼人


