元乃木坂46の若月佑美が、『第104回 二科展』にて8年連続の入選を果たした。
若月はおよそ2ヶ月間という制作期間を経て、自由テーマをポスターで表現したA部門に出展。昨年12月に乃木坂46を卒業して以降、初の『二科展』に挑んだ若月は「昨年まで乃木坂46のアイドルと並行して作品を手掛けていましたが、グループを卒業した事で自分自身を見つめ直す中、気持ちのギアを上げていかないと取り掛かれないと思い、今回作品を応募するかどうか正直悩みました」と作品に取り掛かる前の素直な気持ちを明かしつつ、実際に作品を完成させて「出来上がった時に継続させる大切さを身に染みて感じました。作品を見ると一瞬“猫”に見えますが、よく見ると実は“花”だったという事がコンセプトです。普段自分が“白”に見えているものが実は“黒”だったりと、見方が狭くならずに、もっと視野を広げようという事を表現しました」とコメントしている。
先日、東京・明治神宮野球場にて開催された乃木坂46『真夏の全国ツアー2019』の最終日には、キャプテン桜井玲香の卒業セレモニーでサプライズ登場し、花束を贈呈した若月。現在は女優業を中心に活躍しているが、今ではデザインのオファーも受けているという。なお、若月の『第104回 二科展』入選作品は、9月4日から16日まで東京・国立新美術館にて展示される。