「Suica」を使うとJR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」が貯まる“鉄道板マイレージ”のサービスが、10月1日からスタートする。
ポイントは鉄道利用と買い物でも貯まり、鉄道利用時の還元率は、カードタイプのSuicaが0.5%、モバイルSuicaが2%とモバイル利用がお得になっている。また、買い物時は、政府のキャッシュレス決済還元制度(5%)の適用店舗であれば最大7%(JR東日本1~2%)が還元される。
サービスを受けられるのは、定期券やモバイルSuicaなど名前を記名するタイプのみで、無記名式は対象外。2021年春以降は、ポイントで新幹線や特急に乗れたり、座席をグランクラスやグリーン席にアップグレードできるようになるという。
今回のポイント還元について、以前から“Suica最強説”を唱えているスマホジャーナリストの石川温氏に話を聞いたところ、「今までもチャージなどでポイントはついたが、認知度が低かったSuicaのポイントも広まるし、毎日Suicaを使う人にとって素晴らしいサービス。定期などを利用しなくてもOKというのは魅力的。還元率も良いので、カードタイプよりモバイルSuicaがオススメ」とのこと。
また、Suicaがより最強になるための施策として「他のキャッシュレスサービスなどと同じようにポイントが貯められる店舗が増えれば、利用頻度も増えてSuicaは最強に近づく」と説明した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)